こんにちは
村松 いさおです。
自分で自分を嫌う「自己嫌悪」や、自分で自分を否定する「自己否定」は自己価値を下げ、引いては自己肯定感を下げる大きな原因となるものです。
さらに、「自己否定や自己嫌悪」をしてしまう自分をさらに自己嫌悪するという、負のスパイラルにも巻き込まれがちに。
でも、自己否定や自己嫌悪って、なんでしてしまうかというと、その裏には思いがけない「気持ち」が隠されているものなのです。
今日は、そんなお話。題名はラノベ風!
自己否定や自己嫌悪って、ついついしてしまうものです。
今はだいぶマシになりましたが、かつての僕は「自己嫌悪製造マシーン」と言っても過言でないくらい「自己嫌悪」「自己否定」しまくってました。
「仕事が効率よくできなくて自己嫌悪」
「上司に怒られては自己嫌悪」
「一向にフランス語が上達しない自分に自己嫌悪」
「自分よりも行動力がある友人に嫉妬しては自己嫌悪」
「仕事先の後輩にキレては自己嫌悪」
などなど。挙げたらキリがありません。
きっと、このブログの読者様にも、思い当たるフシがあると思います。(あるよね!?)
でも、この自己否定や自己嫌悪って、なんでついつい(無意識的に)してしまうかというと、その根底には、
「自分はもっと、上手くできる」
「自分はもっと、役に立てる」
「自分はもっと、愛を与えられる」
「自分はもっと、助けになれる」
「自分はもっと、能力が使える」
といった
「自分は、よりよい存在でありたい・なりたい」
という、「自己成長」「自己実現」の気持ちがあるからだと思うんです。
また、他人との関わりの中で生まれた自己否定や自己嫌悪ならば、やはり同じように、その根底に
「自分は、より役に立ちたい・喜ばせたい・幸せにしたい」
という、他者幇助の気持ちがあると思うんです。
うーん。でないと、そもそも「自分を嫌悪する」「自分を否定する」という気持ちって生まれないと思うんですよねー。
だって、「それができようが、できなからろうが、どーでもいい」なら、そんなわざわざ自分を嫌う必要ないじゃないですか。
あ、そーいえば、マズローとかロジャースといった、心理学の偉い人たちが「人間はよりよい自分になろうとする力が自然と備わっている」っていう風に言っていたらしいのですが、この事もそれと、関係しているのかもしれません。
他にも、「人間は基本的に善である」という性善説が科学的にも根拠があるみたいですね。
うーん。人の心はやっぱり「愛」がベースになっているんだなぁ・・・。(しみじみ)
ですので、今度あなたが、ついつい自己否定したり、自己嫌悪してしまった時は、
「ああ・・・私って、よりよい私になろうと思ってるんだね・・・」
「私って、よりよく成長しようと頑張っているんだね・・・」
と、「自己実現」「自己成長」したいんだなぁと思っている自分自身を、素直に認めて受け入れてあげたらエエよ。
そんで、さらに突っ込んだ質問をするのなら
「じゃあ、本当はわたし、どうしたかったんだろう・・・?」
「本当はわたし、どうなりたかったんだろう・・・?」
「本当はわたし、何を与えたかったんだろう・・・?」
という、「本当は・・・・?」を自分に聞いてみるといいと思います。
案外、そこには「本当の自分」の望みや目標なんかが隠れているかもしれません。
というわけで、今日はこの辺で。
あなたの幸せのヒントになれば幸いです。
では。