こんにちは
村松 いさおです
今日は、ちょっと壮大でスピ的なお話を書こうと思います。
だいぶ前に、このブログでも書いたことがあるお話です。
さて、その昔、ワイン大好きな女優さんが
「私の血はカベルネ・ソーヴィニヨン、涙はシャルドネで出来ている」
という、なんともロマンチックなことを言ってましたが、僕たちの体は、細かく分解していくと、原子から出来ています(更に細かくすると素粒子なのですが、今日は原子のお話ね)。
そこら辺は、みなさん学校の授業で習ったことでしょう。
例えば、皆さんが、バナナの皮ですっ転んで、ケガをしてしまうとします。すると赤い血が滲むと思いますが、この血の赤は赤血球に含まれる「ヘモグロビン」という物質によるものです。そしてヘモグロビンは「鉄原子」とタンパク質から出来ています。
その他、僕たちの体は、炭素原子、リン、カルシウム、マグネシウムなどなど数々の原子でできているのですが、この内、ヘリウム以上の重い元素、例えば、炭素や鉄、リン、カルシウムなどは
「宇宙に最初からあったものではなく、恒星内部の核融合によって生成されたのです」
つまり、私たちを構成する原子のほぼ全ては、
はるか遠い昔に、星の内部で誕生し、その星が爆発して、また星が創られを繰り返し、ようやく太陽と地球が出来て、様々な生物の体を構成して、分解されてを繰り返し、ようやっと今、僕やあなたを形作っている
というわけです。
ね? なんか、すごくないですか?
僕たちの元となる原子は、ずーーーーーーっと昔に星で生まれたものなんですよ。
(因みに金やウランなど鉄より重い原子は、中性子星とやらの衝突や超新星爆発で出来たと言われます。なんのことだか、わからないですって・・・?大丈夫、僕もわかりません。(笑))
故カール・セーガン博士の言葉を借りれば、まさに僕たちは
「星屑の子供たち」
と言えます。
そう考えると、僕もあなたも、なんだか
すんごい存在
だと思えて来ませんか?
宇宙が開闢して138億年と言われますが、気の遠くなるような時間を経て、星の中で生まれて、今、僕やあなたがいるわけです。
というわけで、今日は
あなたも、僕も、実は壮大な時間の果てにたどり着くことの出来た、実はすんごい存在なんだぜ!
というお話でした。
え?それを言ったら、アメンボもオケラも、郵便ポストも。目の前にあるたこ焼きだって、「星屑の子供」で「すんごい存在」なんじゃないか・・・ですって・・・?
そうなのです!
その意味で言うと、僕たち人間はもちろんのこと、この地球にあるあらゆるものが、「すんごい存在」で「星の兄弟姉妹」というわけですね!
今度から、郵便ポストを見かけた時や、たこ焼きを食べる時は、
「よぉ!兄弟!」
と声をかけてみてください。
え? ちょっとアレな感じの人みたいに見えるから、イヤっ!ですって・・・?
・・・・・・・そうですね・・。
というわけで、この辺で
今日も応援しています!