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【お悩み相談】失恋から立ち直れない 後編

こんにちは

 

村松 いさおです

 

前回に引き続き、「ココロノマルシェ」に寄せられた、なこさんのお悩みにお答えします

なんのこっちゃ?

という方は、前回の記事をご参照ください!

 

今回は、復縁活動に関する具体的なご提案です。

 

 

さて、前回の続きです

 

なこさんも、今回の失恋にあたり、ネット検索などをされているかもしれませんね。

次のことは、すでに方々で言われているので、ご存知かもしれません

 

それは「冷却期間」という考え方です。

 

今回の復縁活動に際して、お別れからの行動ですが、

およそ3カ月ほどの「冷却期間」を取る必要があるかな、と僕は考えています。

冷却期間とは、相手との接触を一切絶つことです。

会う、電話などはもちろんのこと、SNS、ライン、メールなどでも極力接触を避けます。

これには3つの意味があります。

 

:相手の中にある別れのイメージや嫌な思い出、罪悪感、怒りなどを払拭するため

 

:自分が冷静になるため

 

:その間に自分磨きをするため

 

「冷却期間」は必要ないという意見も聞きますが、僕は自分自身の経験や過去のクライアントさんの経験からも、必要であると考えています。

この冷却期間の過ごし方と動き方で、復縁は成否が決まると言っても過言ではないので、慎重に動く必要があります。特に心理的にも不安定な状況が続くため、中々に難しい。

 

 

「復縁は難しい」

 

 

と言われる所以がここにあります。

なので、自分一人でも良いですが、必要なら恋愛コンサルタントやカウンセラーと一緒に進めて行くと良いかもしれません。

 

 

1.相手の中にある別れのイメージや嫌な思い出、罪悪感、怒りなどを払拭するため

 

失恋直後は、お互いまだ心の傷が新しく、色々な感情が湧き上がっている時です。振ってしまった罪悪感や、振られてしまった無価値観、後悔や怒り、不安や不満、絶望や無気力などなど、そういったネガティブな感情の想起を避け、「お互いの感情について、落着きを取り戻す時間」が冷却期間に当たります。

 

上がってしまった感情的なボルテージを、一旦冷ます、「冷却」期間です。

 

冷却して、自分自身を取り戻し、ネガティブな感情を沈静化することで、お付き合いの時の楽しかった記憶も次第に思い出せるようになったり、なこさんに対する元彼のイメージが、「別れてしまったけど、良い人だったな」「あのお付き合いも悪くなかったな」というような想いに次第に変化していけば、後の復縁活動に有利に働きます。

特に男性は、恋人の記憶を「フォルダ形式で保存する」と言われるように、その傾向が高いです。
(そのため、別れた元カノに連絡する。会おうとする。性的な関係を持とうとする。などやっかいなこともあります)

 

 

2.自分が冷静になるため

 

相手もですが、自分自身もある程度冷静になる必要があり、そのための時間でもあります。

なぜなら、感情的に動けば、「復縁オワタ!」という状況になりかねません。

あるあるなのが、元パートナーに自分の気持ちを理解してもらおうとしたり、溢れる感情の矛先が元彼に向き、

夜中に鬼電、鬼ライン
なぞの感謝の手紙を書く
元パートナーの家や仕事場まで押しかける
道で待ち伏せ

などなど、度が過ぎると「ストーカー」認定されてしまうような行為をしてしまうことが多々あります。
(その点、なこさんは自己分析や自己内省ができており、心配なさそうですが)

 

ちなみに、僕も何回かやらかしたことがあります。当然、爆死です。

相手の気持ちは冷めているわけですから、こんなことをすれば嫌がられます。

 

復縁は正直、確率の問題です。
いかに自分の勝率を上げていくかにかかっているので、通常のドラマのような恋愛と違い、やるべきこととやって良いこと、やったらダメなことを見極め、戦略的、攻略的に動く必要があるのです
(むしろドラマチックな恋愛というより、シミュレーションゲーム)

 

その点でも、自分の気持ちを一度ある程度は、「冷却」させる必要があるのです。

 

 

3.その間に自分磨きをするため

もちろん、その間に指を加えて待っていても、元彼は戻ってきてはくれません。

ここが一番大切なポイントです

冷却期間の間に自分磨きをして、レベルアップを図るのです。

 

前回、お別れしてしまったのは、「すでに付き合った経験がある上で、「今の」あなたに対してNOを出している」
と書きました。

大切なのは「今のあなた」という点です。

復縁というのは、一からの恋愛と違い、すでにあなたという人間をある程度知った上で、ダメ出しをくらっています。

でも、逆に一度付き合えたということは、

「彼の中で、あなたは恋愛対象である」

ということでもあります(お別れの原因にもよりますが・・・)

ここが、一からの恋愛と違う、復縁のアドバンテージです。

なので、

自分磨きを通して、自分をレベルアップさせることで、もう一度元彼の愛情や関心をこちらに寄せることができる

その確率が跳ね上がるのです。

そのために、まずは

:別れの原因をきちんと把握する

:その原因を改善する。そのための自分磨きの方針やメニューを作る

:実践して、レベルを上げる

:冷却期間が終わって人間レベルが上がった状態で、元彼とコンタクト

することが必要になります。

 

実際に、僕がクライアントさんと自分磨きのメニュー作りを行う際は、詳細に状況を伺い、お別れの原因を把握した後、

原因を解消するための自分磨き + 理想の自分に近づくための自分磨き

をすり合わせて、クライアントさんと2人三脚で作り上げていきます。

でないと、「彼のため」ばかりだと、途中でモチベーションが尽きたり、依存的になったりすることがあるからです。

なこさんの場合について、最適な自分磨きはわかりませんが、代表的なものを上げておきます

 

内面編

:男性心理を学ぶ

:心理学を学ぶ

:心の傷を癒す

:自分と向きあう。特に心理的に向き合う必要がある場合は、セミナーや講習、カウンセリングを受けに行く

:今後のライフワークややりたいことを探す

:資格習得や習い事、教室に通う

:コミュニケーションスキルを上げる

:読書などで知性を磨く

などなど

外見編

:メイクや美容、スキンケアなどをレベルアップする

:ファッションを学ぶ

:立ち居ふるまいや歩き方を学ぶ

:ダイエットをする

:スポーツをする

:食生活や生活習慣を変える

:家事をレベルアップ

:整理整頓などを行う。

などなど

が上げられます。

もちろん、その全てを行う必要はありません。
ですが、これらのことを行って自分磨きをすることで、別れた時のあなたではなく、レベルアップしたあなたとして、もう一度彼の前に立つことを目指すのです。

そう、別れる前と後との「ギャップ」を狙う目的がここにあります。

(冷却期間中は、可能な限り接触を避ける理由がここにもあります)

この時にいかに過ごすかで、復縁の成否は決まります。

レベルアップしないまま、そのまま現状維持のアナタで臨んでも、おそらく同じ理由で振られるでしょう。

また、もし仮に成功しても、短期間の内に再び別れるかもしれません。

なぜなら、別れの原因が解消されていないから。

ですので、自分磨きはとても大切なことなのです。

 

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さて、自分磨きに精を出しているうちに、こんなことも良く起こります。

 

「あれ。私、この人と復縁しなくても良いかも・・・」

「久しぶりに会ってみたら、「なんでこんな人のこと、追っかけていたんだろう?」と、こちらが冷めてしまった」

 

自分磨き期間中は、アナタの人間性や魅力は爆速で高まっています。

そんなあなたに対して、元彼が本当にふさわしいのか?

そんな気持ちになることもあるかもしれません

そして、「そんな風に一生懸命に努力して成長して、自分の器や人間性、魅力を高めようとしている人を」周りのもっと素敵な男性が放っておくでしょうか?

元彼もさることながら、もっと素敵で、もっと自分にフィットする相手との出会いもあるのかもしれません。

ちなみに僕のクライアントさんでも、自分磨きの結果、結局元彼に魅力を感じなくなり、別のもっと素敵な男性と出会い、結婚した方もいます。

結局、元彼だろうと、新しく出会った方であろうと、幸せになれば良いのでなはいか。と僕は考えています。

 

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僕が復縁活動をしていた時に出会った言葉で、こんな言葉がありました。

 

「復縁は、元の鞘に収まることではない。一度別れた男女(パートナー)が、さらに成長して、もう一度出会いなおすことなのだ」

 

正直、復縁活動中は、苦しくてシンドイこともたくさんあります。慎重に慎重を重ね、努力を惜しまず、冷静に戦略的に行ったにも関わらず、成功しないこともあります。

数年単位で長期化することも珍しくありません。

また、活動の途中で、相手に新しいパートナーが出来ることもあるかもしれません。

 

ですが、恋愛は対等性です。

相手に新しい出会いがあったのであれば、あなたにも新しい出会いがあるはずです。

「この世でこの人しかいない!」は、はっきり言って、幻想です!

つらく悲しいこともありますが、復縁活動を通じ一回りも二回りも成長したアナタには、きっと多くのギフト(恩恵)を手に入れていることでしょう。

 

それは、同じく成長した元パートナーかもしれませんし、まったく別のもっと素敵な方かもしれません。

僕の場合も、大失恋とその後の復縁活動への決意がなければ、ライフワークとも呼ぶべき心理学やカウンセラー業と出会うことはなかったでしょう。

 

実際に復縁活動となると、具体的な行動や、期間中のメンタルケア、ご相談事など、自分一人で行うよりは、誰かと一緒に行った方が、成功確率は高まるでしょう。

それなりに復縁は大変な一面もあります。

しかし、それほど一人の人を深く愛せるということは、とても素敵なことだと思いますし、きっと多くのことを学び、成長させてくれるでしょう。

 

なこさんには、どんなギフトが待ち受けているでしょうか。

 

というわけで、今回のなこさんのご相談に対する、僕の回答は以上です

なこさんのご武運(?)と幸せをお祈りいたします!

何かのヒントになれば幸いです。

 

今日はこの辺で。

 

では、また。

 

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