心の学び

あり方から変える

こんにちは。

村松いさおです。

季節もすっかり秋めいてきましたね。
(秋ビールも出たし。笑)
東京は昼間は暑さがまだ残りますが、朝夕はすっかり過ごしやすくなりました。

今年もあと3ヶ月という事実に、震えていますが・・・。

さて、僕たちは、自分を変えようとする時、どうしても「対処療法」的な態度で、変革しようとします。
それは、それとして良いと思うのですが、本当に変わるためには「あり方」から変える方が良いのかもしれません。

今日はそんなお話。

例えば、仕事で
例えば、恋愛で
例えば、人間関係で
例えば、学校で
例えば、自分のやりたいことで

傷ついた。挫折した。不満があった。羨ましく思った。見返してやろうと思った。などなど、悩みや問題にぶつかった時。

「今の自分を変えよう!」

と思うことがあります。

それはそれで、とても素晴らしいのですが、その際、ついつい「対処療法」的な方法だけで、変革しようとします。

勉強をする。営業を頑張る。ダイエットをする。コミュニケーション力を磨く。おしゃれのセンスを伸ばす。資格に挑戦する。禁酒をしてみる(あ、これ僕か)。などなど。

こうした自分を変えようとして、色々なことに挑戦をすることは、とても素晴らしいことです。そうして、レベルアップして、成長した自分に自信を持つことは、とても大切だと思います。

ただ、こうした

問題が起こった → それを解決するための具体的な方法を身につける。行動を起こしてみる

という「対処療法」的な解決方法と並行して

「自分のあり方」を変える。

という自己変革の方法があります。

「あり方を変える」とは、その問題が起きた時の「自分の心の状態」や「価値観」「思い込み(ビリーフ、信念)」」を変えるということ。

例えば、自己肯定感を高める。コントロールを手放す。ジャッジメント(判断)を手放す。自分に許可を出す。マインドブロックを手放す。「思い込み」を書き換える。などなどのことです。

こうした「あり方を変える」ことは、自分の心をそのものを変えることになるので、先ほどの対処療法的な変革に対して、「根本治療」的な変革になると思うのです。

部屋の中がなんか「臭い!」となった時、消臭剤などでごまかしても、またすぐに臭いが出てしまうように、対処療法的な変革では、一旦その時には解決しても、また同じような問題や悩みが出てしまうことがあります。

そうではなく(それと並行して)、臭いの元そのものを断つのと同じように、「あり方」を変えることで、問題や悩みの大元を解決することも、非常に大事になってきます。

また、自分の心の状態や、思い込みなどを変えることは、心の根本を変えることになるので、今抱えている問題や悩みだけでなく、日常生活や自分自身の状態など様々な部分でも変化してきます。

僕は以前、読者の皆さんがすでにお馴染みのように(?)大のお酒好きなのですが、以前はかなり酒を飲む量が多かったと思います。

「あー、健康に良くないなー」と思いながらも、ストレス発散や、嫌なことを忘れるために、ついつい、飲んでしまう・・・。

仕方ないので、無理やり週1日で禁酒日をつくって、我慢をするような感じでした。

 

ところが、心のことを学びはじめ、各種のセミナーやワークショプで癒されまくり、自分の「あり方」が変わってくると、「飲んでもいいし、飲まなくて良い」と思えるようになり、「自分の体調や状態に聞いてみて、飲みたいと思えば飲むし、飲みたくなければ飲まない」というふうに変わってきました。

 

いまでは、平日はほとんど飲むことはなくなりました。(たまに自分が本当に飲みたいと思う時は、無理に我慢せず飲むようにしています)

まー、飲み始めると楽しくなって、ついつい深酒になるのは、今も変わりませんが・・・・。

 

 

僕たちは、通常

 

DO(何か行動して) →Have(その結果何かを得て) →Be(その結果あり方が変わる)

 

という順序で変わろうとします。

 

それとは逆に

Be(あり方が変わる) →Do(結果行動が変わる) →Have(結果得るものが変わる)

 

という順序で自分を変えて行く方が、根本的な変化になるし、その変化も大きなものになると思っています。

 

Being=あり方を変える

 

あなたが、もし「自分を変えたい!」と思うことがあったら、このことを是非思い出していただけたら、あなたの自己変革に大いに役立つのではないでしょうか。

 

というわけで、今日はこの辺で。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

あなたの幸せのヒントになれば幸いです。

 

では。

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