こんにちは。
村松 いさおです。
先日、ライフヴィジョン・カウンセラーの竹内えつこさんの「ヒプノセラピー」を受けてきました。(ご本人の承諾を得て掲載しています)
そこで、面白い発見があったので、記事にしてみます。
なにやら、最近のラノベっぽいタイトルですが・・・・。
なんと!僕の前世は、「ポリエシアのどっかの漁師」だったのです!(笑)
今日はそんなお話。

「ヒプノセラピー」とは日本語にすると「ヒプノセラピー=催眠」「セラピー=療法」となり、いわゆる「催眠療法」のことです。
催眠と聞くと、怪しいオッさんとかに、目の前に五円玉をぶら下げられ、催眠をかけられ、
「あなたはだんだん眠くなる」と聴いているうちに、次第に眠くなってしまったり、
レモンをかじって「甘い!」と感じたり、
突然、犬になってしまったり(そういう夜のお店もあるそうですが・・・)、
敵を斬っても「一体いつから・・・使っていると錯覚していた?」と言われてみたり
そんなイメージがありますが(最後のちょっと違う)、そうした「催眠術」とは少し違います。
もともと、催眠術も催眠療法も、「潜在意識に直接働きかける」という点は一緒です。
通常、顕在意識と潜在意識の間には、「判断のフィルター」と呼ばれる、外からの刺激に対して、「これはいる、いらない」「これは大丈夫、これは危険」といった「判断」をするための門番的なものが存在します。
そのフィルターを催眠状態にして弱め、薄くすることで、「外からの刺激=暗示」が潜在意識に直接届きやすくなるようにするのです。
また「催眠状態」といっても、何か特別な状態になるのではなく、意識はあるので、例えば「他人に操られる」「自分がしたくないことをさせられてしまう」「言いたくないことを言わされてしまう」「眠ってしまい、目覚めなくなる」「突然すごい力に目覚める」といったようなことは、ありません。
なので、「催眠状態って、なんかすごそうだから体験してみたい」という方は、もれなく期待外れになることになります。笑
ですが、催眠状態は「潜在意識に直接働きかける」ことができる状態ですので、感情や感覚を扱うセラピーとしては、とても有用なものになります。
:トラウマの克服
:苦手意識の克服や緩和
:思い込み、ビリーフ、などの書き換え
:潜在能力の発揮(本人が持っているにも関わらず、持っていないと思い込んでいる能力)
などなど、多くの悩みや問題の解決に役立てることができ、このため19世紀以降心理療法として多くの心理学者、精神医学者などによって研究されてきました
(日本でも、ミルトン・エリクソンが開発したエリクソン催眠が有名です)
催眠と聞くと怪しそうな先入観やイメージがまだまだありますが、れっきとした「科学的なアプローチ」なのです。
さて、当日はサロンルームにお邪魔すると、竹内先生から簡単な催眠についてのレクチャーとカウンセリングが始まります。
僕が相談したテーマは、ズバリ!
婚活 !!
ええ、婚活の悩みを催眠療法で解きあかそうというのです。
そこで、「なかなか、良いお相手に巡りあわない」ということで、催眠療法の中でも前世療法を試していただくことになりました。
前世療法というと、なにやら「スピリチュアル」な響きがありますが、「前世」というものが本当にあるかどうかは別として、前世療法を行うと、今の悩みに繋がる原因を知ることができる可能性があるということです。
さっそく、先生に催眠をかけてもらいます!ワクテカ!
少し、暗めの部屋で目を瞑り、先生の誘導にしたがって、まずは呼吸をゆっくりと整え、体の力を抜いていき、深くリラックスしていきます。
この深いリラックス状態が「変性意識状態」と呼ばれる「催眠状態」になっている状態です。決して眠っているわけでなく、「起きながら眠っている」ような感じ。
「まどろみ」にも似た、心地よい感じです。
十分リラックスしたところで、先生の誘導に従って、自分の生まれる前の記憶に遡っていきます。
フット視えてきたのは、足元の波。波打ち際のイメージ。
そこから視線を徐々に上に上げると、何らや木のボートが沢山あり、人々がボートを修理したり、網を手入れしています。
自分の手や体に目線を向けると、上半身裸で、肌は浅黒く、ガタイのいい体が半ズボンを履いて立っています。
あれ?ワシ、前世は中世ヨーロッパの騎士だと思っていたのに・・・?
予想を超える前世のイメージに、ちょっと戸惑いますが、そのままイメージが流れてその世界に入っているので、進めてみました。
どうやら、僕の前世はポリネシアのどっかの国の漁師のようでした。
うーん。意外だ。全く想像してなかった・・・。
その後、先生の誘導によって、そのポリネシアの海人の人生を辿っていきます。
追体験ですね。
そこで、前世の生活や生き方の中で、今の問題(僕の場合なら今回は「婚活(!)ですね)に影響を与えていることがないか探っていきます。
どうやら、僕には家族がいるようです。父、母、祖父、そしてまだ幼い弟と妹。
ところが父は怪我か何かをしているらしく、漁に出ることが出来ないようで、代わりに、僕が漁に出て、一家を支えているようです。
男手一本で家族を支えており、他に頼るあてもなく、その社会ではもう結構な大人ですが、結婚をすることもなく日々を漁師として生きているようです。
村には他にも大勢の村人がおり、村人同士仲も良いのですが、「なぜか僕は彼らに頼ろうとはしません。」
その後、紆余曲折を経て、妹弟達も大きくなり、家族を養うという重圧から解放された僕は別の村の女性と結婚を果たします!
あー、良かった!
そして、老年になり天寿を全うし、魂となり天に還っていくのです・・・・・。
先生の誘導はさらに続き、
「この生(前世)で、学び、得た教訓や教えは何か」を問われます。
僕の場合は
「人を信頼し、もっと頼ればよかった」
「一人で抱え込むのではなく、周りから差し出された手をきちんと取る」
「自分を信頼する」
ということでした。
うーーーーーーーん。
なにやら、この辺が今世の問題にも関わっていたようです・・・・。
なにせ、「無価値観強めのいさお君」ですから。苦笑
その後、オプションとして、「ハイヤーセルフ(より視座が高い自分)」に質問し、答えてもらうことができたのですが、なんと、僕の「婚活してるけど出会えない問題」に対して、彼(ちなみに、ハリーポッターのダンブルドア先生のようなイメージでした)は
「ちゃんと、そういう人と出会うから大丈夫」
「ただ、その出会いは、ちょっと意外なもの。それまでは、自分を信じて高めること」
「焦らないこと。焦れば、間違った方向にいく」
「あ。マッチングアプリとか結婚相談所とかにはいないよ」(ウチのハイヤーセルフ、俗物的〜)
と返答してきました。マジか・・・・。
そこで、ゆっくりと意識を現実に戻し、目を開けます。
なにやら、すげーーーーー長時間寝ていたような気分で、意識がボーーーっとしています。
ただ、催眠状態で視たイメージや感情、感覚は、はっきり自分の中に残っていました。
僕の「ヒプノセラピー=催眠療法」体験の顛末はこんな感じでした。
セラピー後に、竹内先生と話していて、ハイヤーセルフからこんな答えが返ってきましたーと言ったら・・・
「じゃあ、マッチングアプリ・・・思い切って消しちゃいましょうかっ!」
「え?マジですか?」
「マジです♡」
と 脅迫 提案されたので、思い切って、その場で消しました・・・・。涙
お・・・鬼ですか・・・・?
まぁ、「自分を信じる」ですものね・・・・!!
(現実を変えるには、こうした「小さな(?)一歩」が必要と言われています。)
さて、催眠療法。
今回は、僕の体験をツラツラと書いてみましたが、皆さんはどんな印象を持ったでしょうか。
正直、「前世」というものが本当にあるかは、わかりません。
ただ、仮に「前世」というものがあると「仮定して」、それを通して、今起きている悩みや問題を視てみた時に、解決するためのヒントや、それを経て得られる学びのヒントが隠されているのかもしれません。
前世療法で世界的権威のブライアン・L・ワイス博士も
「前世であるか、ないかの議論の前に、クライアントから出てきたドラマは、(クライアント)のトラウマや問題の暗喩であることは間違いないです」と言っているそうです。
前世のある、無しというよりも「心理療法として一定の効果が確かにある」ことが重要だと僕は考えています。
というわけで、元ポリネシアの海人は、前世とハイヤーセルフの教えに従って、自分を信じて、誰かを信じて、周りから差し出される手を受け取りながら、婚活戦線に臨みます!笑
というわけで、今日はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの幸せのヒントになれば幸いです。
では。