こんにちは
村松いさおです。
心理学やカウンセリングの言葉って、いまいち解りにくいものが多いですよね。
また言葉はわかっても、「実感」として伴わなかったり。
ただ、それはあなたの理解が足りないとか、向いてないとかではなく、単に「タイミング」が来てないだけなのかもしれません。
今日は、そんなお話。
僕が心理学やカウンセリングなどを勉強しだした頃。
「なとなくはわかるけど、いまいち腑に落ちない言葉」とか
「なんとなく感じることはできるけど、いまいち実感できない感覚」とか
「なんとなくどころか、いまいち効果が実感できないセッション」とか
色々ありました。
これって、まー「学び始めアルアル」だと思っていて、ブログや本などで心理学とか心の世界をかじり出した時に
なんとなく、「あーなるほどー」と思っても、いまいちよくわかならい
ということって・・・・・あるよねー?
あ。これ、誤解してほしくないのは、「わかったからエライ」とか「わからなかったらダメ」とかいうわけではないのです。
なにせ、普段どころか、人生において「それまで一度も出会わなかった単語」だったりするし、これまで、それほど意識していなかったことでもあるわけで、わからないのが当然っちゃー当然なんすよね。
なんていうか・・・「未知との遭遇」みたいな?
それに「わかった気になる」というのも危険だし、ちょっと傲慢な気もするし。
僕の場合は
「ハイヤーセルフ」とか
「本当の自分」とか
「投影」とか
「エゴ」とか
「根拠のない自信」とか
よくわからなかったなぁ・・・(今もわかっているかと言われれば、自信ないが。←おい)
ただ、こういうのって、
「その時わからなくても、ある時わかるタイミングくる」
と思っています。
心理学や心の世界って、思考的で論理的な側面もあるのだけど、感覚的で感情的な側面も同時にあって、「腑に落ちる」「理解できる」「実感が伴う」というのは、この感覚的で感情的な側面で捉えることが大事なんじゃないかって思います。
「考えるんじゃない。感じるんだ」
というわけですね。
(そういう意味では、感覚・感情を捉えることが得意な「女性」の方が、「男性」より優位性があるのかなとも思います。巷の心理学セミナーとか行くと、女性の方が参加人数が多いのは、そういう一面もあるのかもしれません)
この辺、なんかスポーツや音楽なんかと近いんじゃないかな・・・。
頭で、「バットの持ち方はこうで、ボールが来たらこうする」みたいなことって、理解できるけど、それがちゃんと実感が伴って、「体得」できるようになるまでは、試行錯誤して、レクチャーや練習を何回も繰り返して、ある時のタイミングで、初めて「腑に落ちる」「理解できる」「実感できる」ようになる。
心理学や心の中のことも同様に、その時わからなくても、何かのタイミングで
「ああーーー!あれは、こういうことなのかーーー!」
という「腑に落ちる」「実感が伴う」瞬間って来ると思います。
(僕の場合、最近になって、ようやく「ハイヤーセルフ」って言葉が腑に落ちました。いや、うん、そんな気がする!たぶん!)
同様に、カウンセリングのセッションなんかでも
「カウンセラーはあんなこと言ってたけど、いまいちピンとこない」
時って、時々あると思うんですが、そこで「腑におちる」「理解できた」「わかった!」と思えるタイミングが来るには、ある程度の時間や経験の積み重ねが必要な時もあったりします。
(あえてセッションの中で「あ、これ今言っても実感できないかもしれませんが、後々徐々にわかってくると思いますので、お伝えしますね。」という言い方でお伝えすることもあります。)
ワインと一緒で、「熟成」が必要なのかもしれませんね。(お。うまいこと言った!)
ですので、心の世界を学ぶ時や、カウンセリングを受けた時などに
「いまいちピンとこない」
ことがあっても、それについて、なんとなく考えたり、行動したりしているうちに
「ああ。なるほど。こういうことかー」
というタイミングが来ることもあるので、まー、わからなかったから・・・。理解できないから・・・・。という理由で、落ち込んだり、自己嫌悪や自分責めをしなくてもいいよー。
というお話でした。
え?
それはお前のカウンセリングが解りにくかった時のための、逃げ道(言い訳)だけなんじゃないのか・・・・・ですって?
いやーそんなことはーないですけどね・・・・・(バタフライで泳ぐ目)
というわけで、今日はこの辺で
あなたの幸せのヒントになれば幸いです
ではまた。