自分軸・他人軸

これからは「自分軸」がメチャクチャ大事。

こんにちは
村松 いさおです。

 

新年があけましたね。

おめでとうございます。

 

僕はといえば、今年は状況を鑑みて実家にも帰らず、人にも会わず、部屋の大掃除なんぞをやりながら、ゴロゴロしておりました。

皆さんはどのようなお正月を過ごされましたか?

 

 

さて、昨年2020年は、コロナちゃんの影響で全世界的に大変な状況となりましたね。

僕も、公私ともに色々苦労をしました。ええ。今となっては、遠い日々です。

おそらく、今年も前半戦はまだまだこのような状況が続くと思います。

本格的に終息し始めるのは、やはりワクチン接種が始まってからでしょう。

1日も早く、元の穏やかな生活に戻って欲しいと切に願います。(僕のもう片方の職種は、モロに影響を受ける業界なので)

 

ここで、「元の」生活と書きましたが、

これは、あくまで「元のような落ち着いた生活環境」を意味するのであって、

コロナが流行する以前の社会というわけではありません。

 

多くの方々が示唆しているように、

もう、流行以前の社会に戻ることはないだろうと思っています。

だから、「コロナが終息すれば、社会は以前と同じように戻るだろう」と考えている方は、ちょっと大変になるだろうなと思います。

これは、ビジネスの面はもちろんのこと、価値観や倫理観、生活スタイル、メンタル、芸術活動、教育などなど、多くのことに当てはまるだろうと思っています。

 

なぜかというと、これだけ大きな世界的な規模で継続的な危機によってもたらされた変革は、一度変わると元に戻らないからです。

一部は以前と同じように元に戻ろうとするだろうけど、全く同じというわけでなく、その変化を内包したあり方になることでしょう。

 

例えば、コロナが落ち着いて、以前と同じようにコンサートや劇場公演は行われるでしょうが、必ず、配信ライブや映像中継のような形は残っていくでしょう。5Gも始まるしね。

このコロナ禍を通じて身についた、新しい価値観やライフスタイルや情報、物の見方考え方、技術的な部分は、コロナが終息しても、なくなることはないと思います。

だから、今年中にコロナが終息しても、

 

オンラインミーティングはあるだろうし、

在宅勤務をしたい人は増えるだろうし、

田舎に引っ越して、テレワークをしたい人もいるだろうし、

飲食店のテイクアウトは継続されるだろうし、

ネット通販やウーバーイーツなんかは益々伸びるだろうし、

事務所や営業所を持たない企業も増えるだろうし、

学校やセミナー、講演会のZOOM中継もなくならないし、

コロナをきっかけに夫婦関係や家族関係が悪化したご家庭は、その悪化は続くだろうし、

逆に夫婦関係や家族関係が良くなったところは、そのままその良い状態は続くでしょう。

(「この人、こんな人だったのか」と一度見えてしまうと中々払拭できないものです。いい面も悪い面も。専門用語で「認知バイアス」と言います。お、ちょっと賢いっぽい!)

 

この状況を通じて変化したものが、コロナ以前の状況に戻ることはないですし、それどころか、変化は益々加速するでしょう。

そしてこうした変化は、ライフスタイルや生活環境、社会状況だけでなく、僕たちの価値観にも言えることで、一度良いことでも悪いことでも「気づいてしまった」ことを無かったことにはできないので、僕たち個々人の価値観や倫理観も、加速度的に変化すると思います。それも全世界的に。

コロナ禍の中で

 

在宅勤務で家族の大切さに気づいた人。反対に、「家族ウザっ」と気づいた人。

マスコミ信じられねーと思った人。反対に、マスコミのおかげだわ!と思った人。

田舎が一番という人。都会が一番という人。

マスクはするべきという人。マスクはしなくていいという人。

外出はしていいという人。外出はするなっという人。

学校に行くべきだという人。学校に行かなくていいという人。

フリーランスや個人事業がいいという人。会社や組織がいいという人。

 

今後も様々に分化し、変化し、しかもそのスピードが恐ろしく早い。

だからこそ、これからの世の中には

 

「情報を選択する能力」

「自分軸」

がメチャクチャ大切になると思います。

 

これだけ、情報が過多で、出どころが多く、様々な人が様々に発信する社会においては、
自分にとって、何が大事で、何が大事じゃないか。何が正確で、何が正確でないか。何が正しくて、何が間違っているかを見極めて、しかもその中から選び取る力がスゲー大事になると思います。
(連日のマスコミのコロナ報道を見て、もうわかったでしょ?)

 

そして、

「自分は自分、人は人」

という「自分軸」のスタンスがないと、

多種多様な価値観、多種多様な情報、多種多様な倫理観、多種多様な思惑、多種多様な人々に自分が「振り回される」ので、スゲー大変になるのだろうなと思います。

 

あ。「自分軸」というのは、

「自分と他人の間に線引きをして、その上で選択する(できる)力」
(ここでいう他人とは自分以外の人類全員のことね)
のことなので、「何がなんでも自分を押し通す」という「我が儘」とは違うからね。

あるいは、「自分の選択を尊重し、他人の選択を認めない」というとでもありません。

あくまで、「自分は自分、人は人」と心理的に線引きをすることです。

 

だから、

「自分は本当は何がしたいのか」

「自分は本当はどうしたいのか」

「自分は本当はどんな気持ちなのか」

「自分は本当は何が好きなのか、嫌いなのか」

「自分は何を大切にしているのか、どうでもいいと思っているのか」

そんなことをちゃんと知ることが、その第一歩であり、とても大事なことになってきます。

一年の初めにちょっと、こんなことも考えてみてはいかがでしょうか。

 

さて、大変な状況の中で始まった2021年。

今年はどんな年になるでしょう。

少なくとも、僕と、今これを読んでいるあなたにとって、

素晴らしい良き一年になることを祈っています。

今年もよろしくお願いします

 

今日はこの辺で。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

では。

-自分軸・他人軸

© 2024 その 向こうの 景色 Powered by AFFINGER5