こんにちは
村松 いさおです
あなたが変化をすれば、あなたの周りの人も少なからず影響を受けます。
特に潜在意識的な変化は、周りの人の潜在意識にも大きく変化を与えるので、それを恐る場合もあります。
その影響は、あなたに近しい人であればあるほど、大きく受けるものです
お正月には、実家に帰省していました。
実家には両親と、少し離れた場所に弟家族が住んでいるので、帰省中はほぼどちらかの家に皆んなで集まる形になっていました。
心理学を学び初めて4年くらいになろうとしていますが、家族や友人達との関係性は、以前に比べてより良くなっていると感じます。
以前も悪いわけではなかったのですが、もっと、こう・・・なんとういうか・・・より一層「信頼ができるようになったし、信頼してもらえるようになった」と感じます。
絆が強くなったとか、そんな感じでしょうか。
え・・・?それは、オマエが感じてるだけじゃないのか。ですって・・・?
そ・・・そうですね・・・そうだったら、怒涛の涙を流します・・・しょぼーん
ただ、これは僕の力というよりは、心理学の力だと思っています。
この4年間、心理学を学び実践してきたことで、僕自身の潜在意識が変化し、その結果、家族や友人達への態度や言動などが変化してきたことによる、「影響」だと思います。
こうした「周りの人も変化する」ということは、誰しも多かれ少なかれ経験があることでしょう。
人間は「社会的動物」という枠組みから外れることができないと思うので、ある人の変化は、帰属する人間関係に必然的に影響を与えざるを得ないと考えています。
もちろん、逆も然りで、自分も影響を受けることがあるでしょう。
多くの場合、それは潜在意識的な変化なので、自分で認識することは難しいかもしれません。
ただ、以前の記事にも書きましたが、僕たち人間の脳は「変化」をものすごく恐れます。
今の環境はベストではないかもしれませんが、生命の危険が無い「比較的安全な生存環境」だと認識しているので、この環境から出ようせず、なるべく留まろうと考えます(無意識的なことなので、気がつきませんが・・・)
これを専門用語っぽく言うと「恒常性(ホメオパシー)」と言います。
いわば
「この環境から飛び出したら、さらに幸せになれるかもしれないけど、そんな保証は無いし、リスクにハマってもっと悪くなる可能性もあるんだから、それならば、このぬるま湯の環境に浸っていよう」
的な、そんな感じです。
なので、自分が変化しようとすると、僕らの脳はあらゆる手段を使って
「変わったら、アカン!」
として、変化を回避しようとします。
時には、急にやる気をなくしてみたり
時には、「めんどくさいなぁ」と思わせてみたり
時には、絶妙な言い訳を考えてみたり
時には、事故や病気になってみたり
その手段はあまりに巧妙です。
(誤解に内容に記しておきますが、これらは悪気があるわけでなく、むしろ僕らを守ろうとする潜在意識の自己防衛的な反応なのです。潜在意識は、いつでも自分自身の味方です)
世のメンタル系のコーチングやコンサルタントのほとんどは、この「恒常性」を如何に外して、変化を促すようにサポートするか、ということに心を砕いているように思います
(カウンセリングやセラピーは、またちょっとニュアンスが違います)
なので、もしあなたが本気で変わろうとして、潜在意識を変え、考え方や価値観を変え、行動を変えようとすると、ほぼ周りの人は、「良い風に変わっていく」か(一時的に)「あなたの足を引っ張ろう」とするでしょう。
家族や友人など身近な人が、いわゆる「ドリームキラー」的な存在に感じられてしまうことも多いと思います。
(僕も一時的に、家族との仲がギクシャクしたこともありました)
反対する
やめるよう、説得しようとする
「どうせできないよ」と止めようとする
コントロールしようとする
中には、離れて行く方もいるかもしれません。
ただ、その人たちも悪気があるわけではなく、「本気であなたのことを心配するが故に足を引っ張ろうとする」のだと思います。
(そうでない、悪気がある人とは、さっさと縁を切りましょう。笑)
そんな時、あなたにとって大切なことは
「これをやるんだ」「変わるんだ」という、強い「コミットメント(決意・約束)」を胸に
ドーーーーーーーン
と身構えておくことだと思います。
あなたの変化が良いものであれば、一時的に反発していた人も応援してくれるようになります。(これを世間では「てのひらクルーーーー」というのでしょう?)
また、人が離れていったとしても、あなたが変化した時、あなたの身近には、もっとあなたを応援してくれる、その時のあなたにふさわしい人たちが、新しく集まってくるでしょう。
「あなたの変化を周りは恐る」
このことを知っておくだけでも、変わりやすくなると思います。
2023年、あなたの心からのより良い変化を、応援していますよ!
というわけで、今日はこの辺で
では、また。