心の学び 恋愛・パートナーシップ

【男性向け】「女性の相談には共感しましょう」ってどういうことか。

こんにちは
村松 いさおです。

 

悩みやトラブルがあって、そのことで誰かがあなたに相談してきたとき。

 

「男性は解決志向、女性は共感志向」

 

とよく言われます。
 
近年では、男性女性という分け方もビミョーなので、ここでは「男性=男性的」「女性=女性的」と読み替えてみてくだい。

 

「女性の悩みには共感せよ」と言われるのですが、そもそも我々男性にとって、「共感」は苦手分野。(もちろん、例外もあります)

 

では、どのようにしたら良いのでしょうか。

 

今日は、そんなお話。

 

 

よく

「女性の悩みは解決しようとするな。共感することが大事」

 

って、いうじゃないですか。

 

あ、知りませんでしたか?

 

そうなんです。

 

女性が、あなたに悩みや困っていることを相談する時は、解決しようとするのではなく、共感することが大事らしいんです。

 

ええ、僕も、それを初めて聞いた時は思いました。

 

「なんつー、理不尽なっ・・・!!」

 

あ、今、女性からのヘイトを一斉に浴びた気がします。なんか最近、ヘイト集めること多いなぁ・・・。

 

だって、悩み事や困りごとを「何とかして欲しい」から相談してくるのであって、それを解決しようとしたら、「違う!そうじゃない!お前は何もわかっていないっ!」って言われるんですよ?

 

なんという、理不尽。

 

まるで、セブンイレブンで「ファミチミ」頼まれて、「ないです・・・」と言ったら、「は? なんでねーんだよっ!」ってキレられた時と同じくらいの理不尽です。

 

それで、「じゃあ、そもそも共感すればいい。って、どーゆーことやねんっ!」って思うわけですよ。男子諸君は。

 

100歩ゆずって、

 

「女子からの相談は、共感して!」

 

は、理解しました。

 

でも、基本男子は

 

「共感が苦手な生き物」

 

なので、女子のように共感しようとしても、上手いことできないんですよ。
(もちろん中には、スーパー女子力高い男子もいるし、心が女性の方もいるので、あくまで一般論ですが。)

 

僕も例外なく、

 

「きょうかん・・・って、どうするのぉ?」

 

と思っていたので、カウンセリングの勉強や訓練を通して、なんとか、小指の爪の先くらいはわかってきました。

 

それで、最近

 

「あ、こういうふうに伝えれば、わかりやすいかな」

 

と思ったことがあったので、それをお伝えしようと思います。

 

 

***

 

まず、最初にお伝えすること。それは

 

「別に、共感できなきゃ、共感しなくていい!」

 

ということです! (ズコーーーーーーーーーッ)

 

なぜかというと、

 

「そもそも、相手と同じような状況に陥ったり、同じような経験をしていない限り、本当の意味で共感なんてできるわけないし、人はそれぞれ性格や環境、状況が違うんだから、それすらも怪しいよね」

 

と、僕は思っています。(あくまで、僕の見解です。)

 

例えば、僕は、結婚したことも子供を持ったことがないので、「ワンオペで育児ノイローゼ寸前になっているお母様方の気持ち」に本当の意味で共感することはできないと思っています。

 

(ただし、これが大切なのですが、その大変さや辛さ、不安、苛立ち、その置かれた状況や立場などなどを「想像する」ことはできます。しかし、それは「想像」であって、本当の「共感」とはいささか違うでしょう)

 

もちろん、「共感するフリ」をすることはできます。

 

しかし、そんなものは、パチンコ帰りの旦那の嘘や、思春期男子が机の奥に隠したエロ本を見つけるような(あの時、ホント、ウチのオカンすごいと思ったわ)、高性能な「感情レーダー」という情報兵器を持つ女性という生き物には通じません。

 

すぐ、バレます。

 

ですので、

 

「どーせ、できない「共感」をしようだなんて、無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁっ!!」

 

なのです。

 

んじゃ、どーせいっちゅーかと言うと、

 

 

そのかわり、その相手に対して、その悩みやトラブルの、一通りの事情や状況説明を聞いた後、

「その時、何をどんなふうに感じたか」「思ったか」

 

という、相手の

 

感情

 

を聞いてください。

 

そして、その感情に対して

 

理解と受容

 

をしてください。

 

決して、次に起こすべき「行動」や、その悩みやトラブルに対する、あなたの「考え方や意見」をツラツラと述べるなんてしてはいけませんよ。

 

悲しかった、辛かった、悔しかった、羨ましかった、怖かった、ムカついた、イライラした、モヤモヤした、ショックだった、落ち込んだ、がっかりした

 

様々な感情が相手の口から語られるでしょう。

 

あるいは、1種類ではなく、複数の種類が混ざった感情を、彼女は感じたかもしれません。

 

悲しくて、悔しくて、イライラした。

 

などというふうに感じることは、誰にでもあるのではないでしょうか。

 

注意すべきは、

 

不公平だと思った、どうして私が?と思った、理不尽だと思った、納得いかない!

 

などですが、これらは「思ったこと」や「感想」であり、「感情」ではありません。

 

「思ったこと=思考」や「感想」が出てきたら、さらにもう一歩踏み込んで、

 

「そう思って、どう感じたか」

 

という、あくまで「感情」について聞いてみましょう。

 

(表情や語調、ジェスチャーなどから、あからさまに、「怒っている」「悲しでいる」「辛そう」というふうに、相手の感情がわかりやすい時は、「ムカついた?」とか「悲しかった?」「辛かった?」など、相手が感じているであろうその感情を、こちらから伝えても良いかもしれません。

 

ただし、その場合、「確認」の意味も込めて、断定的ではなく、疑問形で伝えてみましょう。僕ら男性の「感情レーダー」は、想像以上にポンコツです。「ここから切れます」って書いてあるのに、中々切れないカップ麺のスープの袋並みにポンコツです)

 

これは、相手の悩みやトラブルなどに対し、そのおかれた状況や立場、経緯、起きた出来ことなどについて共感はできなくても、そうして

悲しみ、辛さ、怒り、嫉妬、恐怖、戸惑い、苛立ち、など

「感情」ならば、僕たち男性も経験があるので、その感情がどんな感じなのか、理解することはできると思います。

ですので、相手が感じている感情の種類がわかれば、それを

 

「理解して」「受け入れる」

 

ことができるのではないでしょうか。

 

え?

 

理解はわかるけど、「受け入れる」がわからないですって・・・・?

 

・・・・・・・・

 

ま、まぁ、「受け入れる」は、さらに輪をかけて、オニほど難しいですけどね・・・・。

 

では、長くなりそうなので、次回以降は、この「理解する」について、もう少しツッコンで見るとともに(エロい意味じゃないよ。←やかましぃ。)、「受け入れる」についても見ていきましょう。

 

というわけで、今日はこの辺で。

 

あなたの幸せのヒントになれば、幸いです。

 

では、また。

 

 

追記:

あ、これは、僕、村松いさおの経験からくる独断と偏見が多分に入っているので、

「てめぇ、コラ、アタシらは違うぞ!」

というような、異論・反論は認めます。僕にとっても学びになるので、コメント欄にお書きください。特に女性の方。

-心の学び, 恋愛・パートナーシップ

© 2024 ReSsource Nature (ルスルス・ナチュール) Powered by AFFINGER5