こんにちは
「自己肯定感は全てを解決する」でおなじみの
村松 いさおです。
「あなたが幸せでない時、それはあなたが受け取っていない時」
という言葉が、心理学の世界ではあります。
本当は幸せになりたいのに、幸せにならないことを自らで遠ざけてしまっている。
そんなことが、あなたの中に起きているのかもしれません。
今日はそんなお話。
僕たちは、自分が「幸せになりたいけど、幸せでない時」、その幸せや要求をを外側に求めようとして、色々探してみたり、それを与えてくれる人を見つけようとします。
それ自体は、悪いことではなく、むしろ人として当たり前のことですし、そうやって、人との繋がりもできてくるのですが、どういうわけか、せっかくその幸せが見つかっても、「受け取らない」ということが起きてくるようです。
例えば、「マリッジ・ブルー」という言葉はよく聞きますが、ずっと憧れて望んでいた結婚生活にも関わらず、いざ「プロポーズされたーー」となった途端、
「待てよ?本当にいいのか?大丈夫か?」
という疑念や不安が湧いてくるということはよくあると思います。
他にも
:ずっと望んでいた昇進だけど、いざそのポストにつけると思ったら、なんか自信がなくなってきた
:彼氏が出来そうになった途端、なぜかその人と喧嘩して微妙な距離に。
:大事な研究発表の日に風邪で熱を出す
:本当は母親と仲良くしたいのに、なぜか会うといつも喧嘩ばかり。
などなど。
自分で自分の幸せをわざわざ壊してしまう。
手に入りそうになると、なぜか不安になったり、怖くなったりして、逃げ出してしまう
そんなことって・・・・あるよね?
そして思うのです
「私って、なんでいつもこうなんだろう」
「俺って、どうして幸せになれないんだろう」
と。
それは、あたかも「自分の中に、どうしても幸せにならないようにする悪魔がいる」ような感覚なのかもしれません。
え?よくわらない?
じゃあ、「せっかく焼けた至高のお好み焼きの上からおたふくなソースの缶をブチまけ、盛大にやらかす」感覚なのかもしれません。
え?もっとわらかない?
・・・・すみません・・・。
とはいえ、「そーなってしまうのには、そーなってしまう理由があるよね」という見方をすれば、そこにはなんらかの理由があると思います。
まあ、総じて言えば
それって、自己肯定感が低いから
ということになってしまうわけですが、いくつかその理由が考えられるので、見て行きたいと思います。
:罪悪感があるから
毎度、おなじみの罪悪感です。
「こんな悪い私には、それを受け取る資格がない」「幸せになってはいけない」
という「自分は汚れている。悪い奴。やってはいけないことをしてしまった」という罪悪感があると、
「幸せになる権利がない」と思い、自ら幸せになりそうな状況を壊そうとします。
:無価値観があるから
これも毎度、おなじみの無価値観です
「私には幸せになる価値がない」「こんな私は幸せになれるかわからない」
という自分をちっぽけに扱い、価値がないものとする無価値観を抱えていると「幸せになる自信がない」「こんな自分には釣り合わない」と思い、幸せな状況がくると、恐れや不安をもたらします
:変化したくない
僕らの脳みそは変化を嫌い、安定を求める傾向がある(脳の恒常性機能)ので、それがネガティブな変化であろうと、ポジティブな変化であろうと、自分の生活や環境が大きく変わろうとすると、不安や恐れの気持ちが湧いてきます。そして、その気持ちから逃れるために、これまでと同じ状況や環境に留めようとします。
:過去のトラウマ
例えば、「過去に大失恋して傷ついた」ような状況があると、意中の異性とうまく行きそうになっても、そのトラウマが蘇り「本当に大丈夫か?もしこの人からも振られたら、またあの時のように傷つくのではないか」というような気持ちを抱き、その関係性を壊したり、その人に依存的になったり、その人を試すようなことをしてしまいます。過去のパートナーを今のパートナーに投影してしまいます。
こうしてみると、
「自分が幸せにならないのは、自分でそれを遠ざけたり、壊したり、逃げてしまったりしているため」と言えそうです。
それぞれの解決方法は、個々の状況やパターンによって変わってくるので、一概には言えません。
それでも、
「あなたには、それを受け取るだけの価値がもう在る」
ということを、ちゃんと感じることが大切です。
なぜかというと、「相手も、あなたの中にそれだけの魅力や価値をみているから、その提案をしている」からです。
ここでの「相手」というのは、人間だけでなく、動物や、状況、人生だったりします。
ちょっとスピリチュアルが好きな方なら「運命の神様」と言い換えてもいいでしょう。
それは、買い物と同じ等価交換のようなものかもしれません。
100万円のダイヤモンドは、100万円の価値があると思うから価格がつけられ、100万円(あるいはそれ以上)の価値があると思った人が、100万円の紙幣を出して買うのです。
「あなたは、そうなるだけの価値がある」
「あなたは、それを受け取るだけの魅力や才能がある」
「あなたは、もう幸せになっていい」
「あなたとなら、私も幸せになれるだろう」
そういう、「幸せになる準備ができた人」の前にしか、そういう状況や人はやってきません。
(まぁ、稀に「宝くじに当選」のような、こちらの準備が出来ていないのにやってくる、タナボタ的ビックイベントもありますが・・・・。長くなるので、この話は、また今度)
ですので、自分が幸せになりそうな状況や相手に対峙したら、まずは
「私は、この幸せを受け取って良いのかもしれない」
という、「許可」を自分に与えてみてください。
(いきなり「私は幸せになる価値がある」という、「再定義」だと、ショックが大きすぎて、「とてもそんな風には思えない」など心理的な抵抗が出たり、人によっては気分が悪くなったり、罪悪感や無価値観を益々強めることにもなります。ですので、まずは「許可」を与える。それで、どう感じるか試してみる。嫌な感じがしたら、そう思うのをストップして、少しずつ自己肯定感を上げることから始めて行きましょう。)
そして、徐々に自己肯定感が上がってくると
「自分にはその資格がある」
「私は幸せになる価値がある」
と思えてきます。
そうすると、そのような「幸せになるチャンス」が来た時、きっとあなたは、それを「ちゃんと受け取れる」ようになるでしょう。
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの幸せのヒントになれば幸いです。
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今日の一杯
幸せを受け取るカクテル ブルーバード
幸せのシンボルとして古くから言われる「青い鳥」。カクテル・ブルーバードは、そんな「幸運」なネーミングを持つ青いお酒である。ドライ・ジンをベースに、ブルー・キュラソーとビターでまとめた少し強めのカクテルだが、飲めば酔いの向こうに、あなたの幸せが見えるかもしれない。・・・酩酊という意味でない。