こんにちは
村松勇雄です
先日行ったカウンセラー向けのミニ講座で扱ったテーマですが、
「ああ、これって、まんまパートナーシップに使えるよなー」
と感じたので、シェアしたいと思います。
え?別にいいって?
ま、ま、そー言わずに。役に立ちまっせ。お客さーん
:依存・自立・相互依存
ミニ講座で僕が担当したテーマは「依存・自立・相互依存」。
これは、人の心の成長プロセスを表しています。
僕たちは、「おぎゃあ」と生まれた時から、様々な人間関係や環境に適応しようとして、自然と、時には自発的に依存から始まり、
自立 → 相互依存へ
と成長していきます。
これは「人間は生まれてから精神的にも成長をする生き物である」という考え方の元に成り立っています。
依存:自分では何もできない状態。他者や何かに頼っている状態
自立:自分(一人で)できる状態。
相互依存:他者との共存、共栄にある関係。お互いがWin-Winで成り立つ。
これは、人一人が人生を通じた心の成長プロセスでもあると同時に、家族、友人、仕事、恋愛、国家などありとあ
らゆる「人間関係」の成長や進化、パワーバランスに当てはまるプロセスでもあります。
なので、一人の人が、ある場面では自立しているけど、違う環境下では依存している、という状況も、フツーにあります。
例えば、
家庭では子供を育てる自立した大人な女性が、転職先では新人のため、先輩や上司に仕事を教わる=依存している
というような状況ですね。
また、依存・自立の立場が環境や状況によっては逆転したりすることもよくあります
例えば、
奥さんが主婦で旦那さんの収入に頼っている状況ではパワーバランス的に「奥さん=依存」「旦那さん=自立」の関係性であることがあります。(本当は違うんだけど、あくまで例え上ね)
しかしある時、「もー、こんな旦那とはやってられるかー!」となり、奥さんが旦那さんに離婚を突きつけたとます。
まさに「寝耳に水」の旦那さんが、「嫌じゃー!わし、別れとーない!」となった場合、この瞬間、二人の間の主導権は奥さんに移り、パワーバランスは逆転し、「奥さん=自立」「旦那さん=依存」の関係性になることも多くあります。
別れ話の最中の恋愛関係でも、この状況は良くあります。
つまり、依存、自立、相互依存といった関係は、時や場合、場所、環境、関係性などによって、コロコロ変わるということですね。
さて、心の成長プロセスですが、僕たちは 依存 → 自立 までは何となく自然的に一人でも辿り着けます。
しかし、その先の「相互依存」の関係性は「人対人」の「共存・共栄関係」になるため、「一人では辿り着けません」
ここ、試験に出るとこね。
あ。あと、相互依存とよく似た言葉に「共依存」関係があるのですが、両者は全く違います。詳しくは後でやります。
これから、数回に渡って、主に「パートナーシップ」の面においてのこの「依存・自立・相互依存」がどう関係してくるか?を見ていきたいと思います。
なぜかというと、
「多くのパートナーシップ間の問題は、これに根ざしていることが多いから。」
(パートナーを仕事や友人、家族、会社など他の「人間関係」に置き換えることもできますが、今回はパートナーシップに焦点を当てていきますね)
ここを理解しているのと、していないのとでは、
「月とスッポン」「提灯に釣鐘」「佐々木蔵之介氏と村松勇雄」くらい違います。
(結構な数の友人に「勇雄って佐々木蔵之介さんになんとなく似ているよなー・・・
下位互換だけど!」と言われます。・・・だそうです。)
なぜ、多くのパートナーシップが
・いつまでも仲のいい二人でいたいの♡ とか
・お互いが思いやる関係になれればいいな♡ とか
・ずーっと愛し愛される関係が欲しい♡ とか
・お互い何でも話せる間柄がいいの♡ とか
・おじいちゃん、おあばちゃんになっても仲良くしようね♡ とか
を望みながらも、相手とその関係になれないのか?
いつのまにか
・彼氏からの連絡が途絶え、浮気してないか心配 とか
・会えばケンカが絶えない とか
・お互い会話もなく冷めきっている とか
・旦那?ATMでしょ? とか
・「奥さんの尻に敷かれている」「旦那の奴隷になっている」と感じる とか
の関係性になってしまうのか?
その秘密の一端が、実はこの「心の成長プロセス」
に関わっています。
読み進めるうちに、「そういうことか!」
と皆様に思っていただければ、嬉しいですね。
あ。先に言っておきますが、途中で気分が悪くなったり、不意にムカついたり、悲しみや虚無感に襲われたり、不快感が出たり、不調感が出る方もいらしゃるかもしれません・・・・(いや、別に脅しているわけではないんだけど)
そのような状況になったら、すぐに読むことをやめることをお勧めします。
むしろ
「ああ、こーゆー見方もあるのねー。ふーん。ま、どうでもいいけど」
と、軽い感じで、チャラい感じで読んでみてくだささい。
なんというか、
「一歩引いた感じ」
「私と記事の間に境界を作る感じ」
「対岸の火事的な感じ」
で、読んでいただければと思います。
さて、では最初は「依存」から見ていきましょう・・・・
(遊園地にある怪談アトラクションのナレーション風で。夏なので。)
・・・・次回に続きます。
(長くなるから、今日はこの辺で。最後まで読んでいただいてありがとうございました・・・・)
Salut・・・・(小声)