心の理(ことわり) 恋愛・パートナーシップ 自己価値感・自己肯定感

相手を理解する。それを素直に伝える。

こんにちは

村松 いさおです。

昔(といっても、そんなに昔ではない頃)、僕が出会い、そして今でもとても大切にしている言葉で

 

「相手を理解する。それを素直に伝える」

 

というものがあります。

 

一見、何てことない言葉ですが、実はとても示唆に富んだ、そしてとても難しい言葉でもあります。

 

今日は、そんなお話。 

 

 

 

 

かつて、僕がどん底に落ちて、

 

「おら、もぉおおおおお、こんな人生、いやだぁぁぁぁあああ!」

 

っと、テレビもねー、ラジオもねーみたいな人になって、

 

「よし、自分を変えよう」

 

と思い立ち、色々な心理系サイトを放浪していた時、一つの言葉に出会ったんですね。

それは、

 

「相手を理解する。それを素直に伝える」

 

というものでした。

 

「あなたがパートナーと別れたのは、これ(上の言葉)をしていなかったからだ。

 

相手を理解していたようで、本当の意味で理解していなかった

 

理解していても、それを素直に伝えられなかった

 

そのためだ」

 

と。

 

「相手を理解する。それを素直に伝える」

 

これ、一見、簡単に見えるんですよ。

 

「え?相手を理解するでしょ?理解していたよっ!それなのに、別れたんだよっ!」

 

って、僕も当時思いましたもん。

 

でも、その時の僕は、「相手を理解したつもりになっていただけだった」「本当の意味で理解していなかった」

 

と後になって思い知らされました。

 

***

 

この言葉をよーーーーっく考えると、実はめちゃくちゃ深いことに気がつきます。

 

「本当に理解する」

 

ということは、

 

「相手が気がついていない、わかっていない相手のことまで、理解する」

 

ということです。

 

もちろん、100%は不可能です。

 

自分は相手ではない別の個人だし、神様じゃないんだから。

 

でも、可能な限りでいいから、相手を理解する。少なくとも、「理解しよう」と試みる。

 

それでも、中々難しいです。

 

「理解する」ってことは、

 

「相手のありのままを、(一旦は)受け入れる」ってことです。

 

そこには、あなたのジャッジメント(判断)や、ニーズ(欲求)、相手へのコントロールを一度は棚上げをして、先入観などを排除して、相手と向き合う必要があります。

 

「それが、その人」だからです。

 

さらには、相手の表層的な態度や行動、言葉の奥に隠された、本当の感情や気持ち、意図、性格などにも、思いを巡らす必要があります。

 

例えば、

 

あなたとの大切な記念日を彼は忘れた。

 

という悲惨な出来事があったとします。あ、この一言で、体温上昇した人も何人かいるかもしれません。

 

当然、あなたは悲しくなるし、惨めになるし、彼への怒りがフツフツと湧き上がってくるでしょう。

 

背後に烈火の如きオーラを漂わせながら、

 

「おまん、一体、どういうつもりじゃきぃ・・・・?」(←なぜか土佐弁)

 

と、瞬殺決める勢いで、臨戦態勢に入るかもしれません。

 

彼は、そんなあなたを観て、とっさに弁明、あるいは命乞いを始めるかもしれません。

 

「いや、つい仕事が忙しくて」とか

「どーしても外せない仕事があって」とか

「いやー、うっかり忘れちゃって・・・」とか

「命ばかりはお助けくだせぇまし!!」とか

 

あるいは、逆ギレするかもしれないし、黙って無言で通すかもしません。

 

そんな時、あなたの怒りゲージがマックスになることは、至極当然だし納得なのですが、

 

ここで、少し立ち止まって

 

「彼は、どうして忘れたのだろう」

「どうして彼は、そんな反応をするのだろう」

 

と一度は考えて、受け入れてみることが大切です。

(まぁ、その事件直後は、マックスにした怒りゲージを爆発させて、「超必殺技の連続コンボ」などを決めても良いですが、ある程度怒りがおさまったら、ボロボロにK.O.された彼を横目に考えてみることも大切です。)

 

「彼は、本当に仕事が忙しくて余裕が無かったのかもしれない」

「記念日を忘れた罪悪感と後悔を感じているかもしれない(人は、心底どーでもいいことに罪悪感や後悔は感じない)」

「そもそも、彼は記念日をきちんと憶えておくというマメなことは出来ないかもしれない」

「というか、本当にうっかりさんなのかもしれない」

 

というふうに思いを巡らすことで、そこから彼の性格や今の状況、彼にとっての二人の関係性、彼の気持ちが見えてくるんじゃないかなと思います。

 

もし、彼が本当に仕事が忙しいのならば、その現状を理解して、仕事の話を聞いてあげても良いかもしれません。

 

あるいは、彼が逆ギレするのは、罪悪感があって「こんな僕があなたを大切にできているか不安なんです」と、彼には慢性的な自信の無さがあるのかもしれません。

 

あるいは、そもそも彼は「記念日?何それ?美味しいの?」とそこに価値を観ていないだけかもしれません。(だからと言って、あなたを大切にしていないということではありませんよ。)

 

あるいは、本当の本当に忘れっぽい「うっかりな性格」なのかもしれません。

 

もちろん、時として、そこには彼のあなたに対する態度として

 

「本当に、大切に扱おうとしていない」 

 

というような、ネガティブな想いもあるのかもしれません。
(もし、そうであれば、「別れ」を選択することも視野に入れた方が良いでしょう)

 

いずれにしても、相手の言葉や態度、性格、価値観、アイデンティティ、過去の歴史、家庭環境、生育環境、現状など、様々なことについて、その人ときちんと向き合い、「理解」すること、「理解しよう」とすることはとても大切なことだと思います。

 

 

そして、次にすべきは、

 

「理解したこと」は「それを素直に伝える」必要があります。

 

残念ながら、あなたのパートナーはエスパーではないと思うので、(そうだとしたら、何もいうことはありません。笑)あなたが感じたことや、思ったことは、相手に伝える必要があります。

 

これも、一見簡単なようでいて、とても奥深い含蓄のある言葉です。

 

まず、「素直に」という部分がポイントです。

 

どうしても、僕たちは恥ずかしさや照れ、罪悪感から、素直に伝えられないことがあります。

 

「本当は謝りたいし、反省もしているのに、ごめんなさいを言えない男の子」みたいなものですね。

 

あるいは「本当は大好きなのに、好きと言えない女の子」みたいなものかもしれません。

 

また、「伝える」という行為は「コミュニケーション」なので、「伝え方」などのスキルもある程度必要となってきます。

 

あなたが思ったことを、ただ言葉や態度で伝えるだけでなく、「相手に届くように、相手が受け取りやすい形で」伝えることが大切になってきます。

 

そして、さらに「あなたが理解したこと」は、本当に相手に当てはまっているのか、本当に相手についてその通りなのかも確認する必要があります。でなければ、それは、あなたの一人よがりの「決めつけ」や「コントロール」になりかねません。

 
それは、「理解した」ことにはならずに、「理解したつもり」になっているだけだからです。

 

 

ね?

 

「相手を理解する。それを素直に伝える」

 

って、中々難しいでしょ?

 

  

 でも、その恩恵もあります。

 

それは、

 

「相手との絆や信頼、繋がり=愛」が育つということ。

 

そうやって、徐々に育てられた絆や繋がりは、自分にとってはもちろんのこと、相手にとっても唯一無二のかけがえのないものとなるでしょう。

 

 

***

 

 

「相手を理解する。それを素直に伝える」

 

という言葉を学んだ時、そしてその言葉を受け入れた時、僕が思ったのは

 

「理解することは、わかった。それが大切なことも、わかった。でも、どうやって?」

 

ということでした。

 

そこから「元カノ、引いては人の心」を理解しようと、心理学やコミュニケーションを学び始め、今に至ります。

 

それは、「相手を理解する」ということ以上に、「自分を理解する」ということでもありました。 

 

なぜなら自分を理解することが相手を理解することにも繋がるからです。

 

そして、「自分を理解しなければ、相手を理解することはできない」ということでもあります。(投影ってやつだーね)

 

そこでわかったのは、

 

「自分は、自分という存在を、思っている以上に、理解していなかった」ということでした。

 

(今でも、よくわからないことが出てきます)

 

もちろん、今でも、日々学びの連続です。(ま、それも楽しいから好きなんですけどね)

 

ですが、様々な学びを通じて、自分や人の新たな一面を発見した時に、それは「理解」に繋がり、ますます相手や自分との距離が近づくことを感じます。

(これも、「自己受容」ですね)

 

「相手を理解する。それを素直に伝える」

 

「自分を理解する。それを素直に受け入れる」

 

あなたにとって大切な人(パートナーや友人、家族、同僚など、そしてあなた自身もですよ!)と距離を縮めて、もっと繋がりや絆を作りたいと思ったら。

 

その時は、この言葉が役に立つかもしれません。

 

その道程は、決して簡単なものではないかもしれませんが、

 

その恩恵は、きっと計り知れないものになるでしょう。

 

もちろん、相手を100%理解できることはあり得ないので、
(「決めつけ」や「先入観」、「コントロール」には注意しましょうね)

 

そのゴールや到達地点はないのかもしれません。

 

でもその時、相手や自分との掛け替えのない確かな繋がりを感じた時に、

 

「その道程こそが目的だった」

 

ということに、きっと気がつくと思います。

 

ま、僕もまだまだ、何ですが。

 

一緒に頑張りましょう!

 

というわけで、今日はこの辺で。

 

あなたの幸せのヒントになれば幸いです。

 

では、また。

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