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僕が!今から!あなたには価値があるってことを!証明する!

何を以ってして「価値がある」「価値がない」ってするのか?っていう、そもそも根本的な問題があるんですが。
例えば「レア度」という意味で見るならば、あなたも相当「レア」ですよ。というお話し。

「価値のある、なし」というお話しで、「レア度」つまり「どれだけ希少価値があるか」って、結構大きな指標だと思うんですよね。
例えば、優れたスポーツ選手って、中々そういう人がいないから、みんなスカウトしたり、選手に選ばれたりするわけで。
皆んなが皆んな、イチロー選手みたくバカスカ打てるなら、イチロー選手って、そんなに有名にならなかったと思うんですよね。あ、イチロー選手はイチロー選手で、凄いんですけどね。人間的にも。あ、あと、例えば「ダイヤモンド」も、やっぱり他の石ころに比べて、「希少価値」があるから高価なワケで。
そう考えると、「価値」の一つとして「希少性」ってあるかなと。


でもですねー。
「うわー。アタシなんて、どうせフツーだわー」と嘆いているそこのあなたもですね。実は、「希少性」っていう意味では、かなりの物をお持ちでして。ええ。えーと。「ミュウツー」と同じくらい?ま、結構レアですな。
これ、どういうことかというと・・・・

証明1:実は、あなたは宇宙138億年の結晶である。

少し科学的なお話しになるのですけどね。
宇宙が爆誕したのは、大体138億年くらい前と言われています。
んで、実はその頃の宇宙には、「水素原子」と「ヘリウム原子」しかなかったんだそうです。
わかります?ヘリウム。吸い込むと声が変わるあれですわ。
水素は「原子核1つに電子が1つ」、ヘリウムは「原子核2つに電子が2つ」、ようするに、メチャクチャ単純な軽い原子しかなかったそうなんですよ。
ひろーい宇宙にあるのは、フワッフワのガスだけ。スッカスカな宇宙。
宇宙の始まりって、ちょっと寂しい感じだったんですね。

ところが、こうしたガスが重力によって集まって、「星」ができると、状況は一変します。星の内部では、超高温高圧によって「核融合反応」が起こり、水素やヘリウムだけでなく、次々と複雑で重い原子が出来始めました。カルシウム、リン、ケイ素、炭素など、鉄くらいまでが星の内部で創られたそうです。
そのうち(といっても数十億年くらい)、星も寿命を迎え、大爆発を起こし(鉄より重い元素は、この瞬間にできたという説が有力だそうです)、この世界を形作るための原子は宇宙の様々な場所に放出されました。

さらに、近年の研究では、星域で創られた様々な原子が、広〜い宇宙の中で濃い場所と薄い場所といった、「ムラ」があったのだけど、ブラックホールから放出されるジェットによって、それら原子が撹拌され、宇宙に均等に行き渡るようになったという説が有力になってきているそうです。

さて、僕たちが慣れ親しんでいる母なる「太陽」は大体45億年前にできたと考えられているようですから、もうすでに、宇宙のアチコチで「星」が生まれ、世界の材料となる「原子」が内部で生まれ、星が爆発し、原子がばら撒かれ、それを材料にまた「星」が生まれということが、数回は繰り返されていることになるわけで。

そう、つまりですね。僕たちの肉体も当然原子でできているわけですから、僕たちを作る材料の全ては、過去どこかの星の中で生まれた」ということになるわけです。
あなたに流れる紅い血のヘモグロビンも、「星」の中で誕生し、数十億年宇宙を巡り巡ってあなたの材料になったもの。
僕たちは、誰しもが、宇宙が138億年という膨大な時間をかけて創り上げた、「星の子供たち」であり、「世界の結晶」そのものだと言えるのです!

これって、すごくないですか?138億年かけて創られてるんですよ?僕たち。レア度でいったら、SSポ◯モンよりレアですよ!

・・・ええ?
そんなこといったら、ミミズだって、オケラだって、その辺の石ころだって、自動販売機だって「星の子供」じゃないかって?

・・・・・・・ま、まあ、・・そうなるんですよね・・・・。

いやー、まあ、あれですよ!
「だから、”世界”って奇跡なんだよなっ!」(明後日の方向見ながら)
ってヤツですよ!

じゃ・・じゃあ、次回は、もっとあなたがレアで「価値がある」ってことを、証明したるもんねっ!

というわけで、今日はここまでにします。
また次回お会いしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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