こんにちは
村松 勇雄です
失恋した直後や、何かめちゃくちゃ凹むことがあった時。嫌なできことや苦しい事があった時。
僕らは、なんとかして立ち直ろうとしたり、気丈にふるまったり、前向きに頑張ろうとしがちです。
ですが、とういう精神的にめちゃくちゃショックなことがあった時。
まずは、
その感情を感じる。その感情に浸る
ということが、すごーーーーーーく大事なことになってきます。
めちゃくちゃショックなことがあった直後くらいって、ショックな分だけ、めちゃくちゃネガティブや感情が出てきます。
悲しみ
怒り
憎悪
嫉妬
恨み
後悔
嫌悪感(自分や他者、その状況や環境に対して)
などなど。
まー、人として、当然ですよね。
僕らは、幼少期より、社会的にそういう感情ををあまり出さないように躾けられてきたり、出すことがまるで「ダメなこと」のように教えられてきたので、こういうネガティブな感情が出てきた時、その感情を嫌って、なんとかしてそれを我慢したり、押さえ込んだり、隠したり、無理に乗り越えようとしたりしがちです。
「早く、あんなオトコのことを忘れたい」
「あいつに振られることなんか、別に対したことない」
「こんなことからは、立ち直らないと」
「涙なんか見せるものかーー!」
「別に、こんなこと、大したことじゃない」
「負けてたまるか!」
「私は、平気!私は、大丈夫!」
また、「そういう感情を感じてる自分」に対してもめちゃくちゃ恥じたり、嫌悪したりするため、これが「自己否定」「自己嫌悪」にも繋がるため、余計そういう「ネガティブな感情」をなんとかして感じないようにしようとします。
まー、この傾向は、このブログの主要読者と思われる
自立な人
頑張りすぎちゃう人
いい人
敏感な人
に特に多いんじゃないかな。
ネガティブな感情を出す=弱い=ダメ、価値がない
というような図式が無意識的にあるので、(本当はそんなことがないんだけど)それを回避しようとするんでしょうな。
ですが、
感情はエネルギー
なので、そういったネガティブな感情は、我慢したり、耐えたり、押さえ込んだりしても、解放しない限り、心の奥底に塵のように積み重なり、無くなることはありません。
さらには、徐々に積み重なってきたネガティブ感情は、なんとかして「解放」されようとして、そういった「感情を感じる出来事」を引き寄せてきてしまいます。
例えば、浮気されて振られた怒りを抑え続けると、その莫大な怒りは心の奥に溜まり続け、それを解放しようと、嫌な上司が出現したり、会社の苦手な先輩に小言を言われ続けたり、レストランで水をこぼされたりと、「怒り」を覚える出来事が続くようになります。
また、僕らの意識レベルでは、
喜び、楽しみ、嬉しい、好き、笑い、ワクワクなどというようなポジティブな感情
と
悲しみ、怒り、不安、憎しみ、嫉妬などというようなネガティブな感情
とを分けて考えていますが、
感情は元々エネルギー的に単に一つであり、発現の仕方が違うだけなので、
ネガティブな感情を抑え続けると、ポジティブな感情に対しても抑えるようになり、だんだん「感じなくなって」きます。
(これが強い傾向にあるのが、「自立の自立」といわれる「無表情男(女)」「無感動男(女)となり、僕たちは「ロックマン=岩男」やら「鉄仮面女」と名付けて?います)
さらに、カウンセリング的には、
心が傷ついた時、心は
癒し → 変化 → 許し・感謝
の3ステップで進んでいきます。
感情をきちんと感じて、解放することは「心の癒し」に繋がるので、そのあとの「変化」に繋がりやすくなる。結果的に早く回復することになるのです。
ですので、落ち込んだり、ショックなことがあった時に、僕らはついつい
悲しみ
怒り
憎悪
嫉妬
恨み
後悔
嫌悪感
などのネガティブ感情を感じないようとして、我慢したり、抑え込んだり、対抗しようとしたりしますが、
実は、これらの感情を
「ちゃんと感じて尽くしてあげる」
ことが、めちゃくちゃ大切だということなのです。(この「感じ尽くす」が大事ね)
じゃあ、どうやって、「感じ尽くせる」のか。
・・・・おっと、こんな夜中に誰か来たようだ・・・・・・
続きは、また次回。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました
では。
Salut !!