無料相談「ココロノマルシェ」 自己肯定感

【お悩み相談】学歴コンプレックスをぶつけられるのは、あなたが才気溢れる人だから

こんにちは

村松 勇雄です。



さて、今日は無料相談サイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談について回答してみたいと思います。

 

学歴コンプレックスをぶつけてくる男性への対処

こんにちは、いつも楽しく拝見させていただいています。

そんなに頻度は多くないものの、

1〜2年に1度、学歴コンプレックスをぶつけてきて

私のことを馬鹿にするような、挑発してくるような態度をとる男性に遭遇してしまいます。

印象に残っている出来事を挙げると、

・学生時代、就職活動の最終面接でその企業の社長さん

「君と同じ大学出身で、誰もが知る企業の部長をやっている人が取引先にいるんだけど、

小豆(あずき)をおまめって読むんだよ。いや〜びっくりだよね。

学歴はあるかもしれないけど、漢字も読めないような奴が部長をやっててさ・・・」

「エスカレーター式の学校でまあ、楽しく気楽にやってたんでしょ?」

→面接のはずが、延々こんな話をされて終わりました。

そうなんですか、うちの先輩がすみません、と適当にあいずちを打つことしかできませんでした。

みんな知るような大きな会社なら、なおさら学歴だけで部長になれることもないのでは。

社長さんが知らないだけで、お仕事を評価されて部長になっただけでは・・と思います。

あと、東大出てても恥ずかしいくらい漢字が読めない人もいる。特に理系。

・男性の心理カウンセラー

仕事のストレスが大きく、相談していたのですが、ある日、

「君ってさ、どこ大学出身?高学歴でしょ?

なんで高学歴の私がこんな仕事しなきゃいけないの?とか思ってない?

仕事って学歴は関係ないから。能力の勝負なんだよね。そこが欠けてるんじゃない?

僕の前の職場に慶応出身の女の子がいたんだけど、お客さんとかに慶応出身の人を見つけると

すぐに、慶応なんですか??とか言って盛り上がるんだけどさ、

説明とか資料作るのが下手でさ〜、仕事はできなかったよ」

→まさかカウンセラーにまで、こんなこと言われるとは思わずびっくりしました。通うのをやめました。

というか、同じ出身校の人がいたらそりゃあ単純に話題になるよ、

出身地が同じ、で盛り上がるのと同じようなものでは。

・婚活の男性アドバイザー

婚活に行き詰まってしまい、相談に伺ったのですが

「あー、はいはい、君みたいのいーっぱいいるよね。

高学歴で美人で、ちょっと遊ぶにはちょうどいいけどさ、結婚となるとねえ。

美人よりもブスのほうがいいよ。

お前なんかたいしてイイ女じゃないから、結婚できないよ。勘違いしないほうがいいよ」

→全体的におかしな方で、ひたすらお説教されました・・。

高学歴の女子が気に入らないようで、ブス専門の婚活アドバイザーでした。(ご本人談)

みなさん、学歴の話を持ち出したとたん、大きな声を出すし高圧的な態度で見下してくるし

執拗に学歴の話をしてきます。

怖かったし、びっくりして、何も言い返すこともできず、悔しかったです。

どの男性も高卒か、偏差値が高くはない大学のご出身のようで

高学歴だからっていい気になるなよ、

世の中学歴じゃねえんだよ!世の中甘く見るな!

と文句言いたいんだろうけど、

あんたたちが一番学歴気にしてるじゃん、って思います・・・。

私は高学歴で、大学を卒業して以来、ずっと正社員で働いています。

高卒とかでいろいろな職を経て、成り上がった感じの男性からすると

恵まれた環境でぬくぬくやってきた、みたいに見えるのかもしれないけど、

もともと勉強が得意でないから必死に受験勉強を頑張ったし、

就職氷河期だったので、就活もなかなか内定をもらえず本当に大変な思いをしました。

仕事もうまくいかず、辛い思いもたくさんしました。

面接はいまいちだけど、高学歴だから合格!

仕事はできないけど高学歴だから昇進!

とか、そういう風に見ているようですが、そんなことあり得ないわけで・・。

(そんな楽なことがあったらむしろ嬉しい。笑)

いくら学歴があっても、面接の印象が悪かったり、仕事で成果を出せなければ

認めてもらえない。

大して関係が深くない人達に、なんでここまで言われなきゃいけないんだろう、

私だって辛い思い、苦しい思いもたくさんしているのに。

何が気に障ったんだろう。

だけど、学歴なんて変えようがないじゃん。

すごく嫌な気持ちになるし、泣いたし、落ち込みました。

男性たちが言うほど、学歴で良い思いしてないし、

彼らは自分なりにお仕事で成功されているんだから、それでいいのでは?

わざわざ小娘捕まえて、なんであそこまで辛辣な嫌味を言うのだろう・・・と疑問です。

ちょこっと言われるくらいならスルーできるのですが、

時々、こういう人に遭遇して、しつこく説教されることがあって

正直、怖いです。どのケースも1対1で逃げられない感じでしたし・・・。

そんな時の対処法、気持ちの整理の仕方があれば教えて欲しいです。

Mさん

 

 

 

Mさん、こんにちは。
ご相談いただき、ありがとうございます。

最近は、女性が社会で活躍する場もとても多くなり、それと共にかつて「男性中心」だった社会システムも大きく変わりつつあります。

とはいえ、それに伴って、大小様々、場所問わず、色々な摩擦や軋轢が生まれてくるのもまた、事実。

Mさんに限らず、「身に覚えのない嫉妬、マウント、やっかみ、上から目線」など、いわゆる「火の粉」を受けることも多々あることと思います。

当人としては、身に覚えがないわけですから、(ま、本当に「身に覚えがない」かどうかは、さておき)


「なんのこっちゃ!なんか文句あるなら、表出ろ!ぐぉらぁ!」

と言いたいところですが、ま、大人ですからね。すぐに血の海に沈めるというわけにも行かず、「なんなのよーーー!!」と言いたくなる気持ちも、よくわかります。


さて、Mさんに限らず、能力や魅力、才能に恵まれた方は、こうした「降りかかる火の粉」の被害をよく受けることだと思います。

え?才能?
そうです、それって、「才能、魅力」なんです。
学歴にしろ、容姿にしろ、経済力にしろ、女子力にしろ、地位や名誉、スキル、能力、先祖代々の土地、ソシャゲガチャで引いた超レアキャラに到るまで、

「嫉妬やマウントを食らう。やっかみ、そしりを受ける=それって才能、魅力、価値」

なんだぜ。とういことです。


あんたたちが一番学歴気にしてるじゃん、って思います・・・

Mさんも、うっすらとお気づきの通り、

「嫉妬」や「コンプレックス」の心理って「自分が欲しいんだけど、持ってない」「自分が得たいと思ったけど、得られなかった」時に生まれます。

「髪の毛フッサフサの人」は「髪の毛フッサフサの人」を見て、「なんやねん!お前、フサフサでええやん!ムカつくわ!」とはなりませんよね・・・?むしろ、「ちょっと寂し目」な人の方が、それを「隠そう」としたり、「うらやましい」と思ったりするわけです。

僕は、めちゃくちゃ歯並びが悪いのですが(なんせ「歯茎ガタガタ」というあだ名が付いていた位です。・・・今思いましたけど、←って、軽くいじめですよねぇ・・・?)以前は芸能人や綺麗な歯並びの人をみて、「いいなー」とか「うらやましいなー」とか思ってました。
(今は、「チャームポイント」だと思ってます。笑)

だから、今までさんざんMさんの高学歴っぷりにマウント取って、きつい言葉を投げかけてきた方々は、

「Mさんのような高学歴が欲しかったし、得たかったけど。自分は持ってない。ちっきしょーーっ!(コ◯◯太夫風で)」

ということなんです。

また、人は「嫉妬」や「マウントを取りたい」という時には、

「怒り」

を利用することが多くあります。「欲しいものを持ってない」ということは、自分の「無価値観」がモロに刺激されます。それを感じたくない、あるいは正当化しようとして、その対象を攻撃しようとするのです。(心の防衛反応の一つです)

 

例えば、最近では見かけなくなりましたが、夏の風物詩の一つに「小学生男子カブトムシ・マウント取り合戦」というのがありました。
(ま、こういうと、年代がバレるんですが・・・)

夏休み中に小学生男子は、自分が採ってきたカブトムシやクワガタを見せ合うんです。

A 「俺、こんなすげーカブトムシ獲ったんだぜ!」
B 『ええー、すげー、いいなー、ねーどこで獲ったの?』
A 「へへ、いいだろうー、でも、教えねー。秘密の場所だからなっ!」

持ってない子は本当は自分も欲しいんです。でも、それが得られないという事実を認めてしまうと、負けになってしまいます。(立場的にも、心理的にも)

B 『・・・べ、別にいいもん!教えてくれなくってもいいもん!てか、何?カブトムシっ て!?お、オレ、別に、そんなもん欲しくねーし!いらねーし!(正当化)新しいファミコンのソフトの方がぁ、ぜんっぜん、いいし!!おまえ、バカじゃねー!(攻撃)』
(ま、ファミコンの時点で、年代バレるんですが)

という具合に。まー、カブトムシではないにしろ、近所の小学生とか幼稚園児とか、そんな感じじゃないですか。なんとなく、イメージつきますかね?アレと一緒なんです。
(ということは、Mさんにコンプレックスをぶつけてきた人たちも、まー・・・なんだ・・5歳児と同じということですかな・・・)

ましてやMさん、努力家だし、仕事もできそうだし、婚活アドバイザーも嫌味を言う程、容姿も端麗なわけでしょ?

たぶんねー

「ビビった」

んだと思うんですよ。その男性陣は。

Mさんを前にすると、「なんか、俺ってちっぽけじゃね?」という無価値観が煽られるんで、そこで、「恐れ」を覚えてしまうわけです。

「ヤヴァイ!目の前にいる女子の方が、俺より学歴高い!出来そう!頭良さそう!どどどどどどーーーしよーーーーーっ!」


というわけで、その気持ちを隠そう、あるいは自分が傷つかないように守ろうとして

>「エスカレーター式の学校でまあ、楽しく気楽にやってたんでしょ?」
仕事って学歴は関係ないから。能力の勝負なんだよね。そこが欠けてるんじゃない?
>説明とか資料作るのが下手でさ〜、仕事はできなかったよ
>お前なんかたいしてイイ女じゃないから、結婚できないよ。勘違いしないほうがいいよ

と言う言葉で、「攻性防壁」」を張って、Mさんに対抗しようとしているんですな。

ま、やっかいなのは、潜在意識下なので、本人たちも気づいてないし、それを指摘したとしても、もっと反発して「ぜってー認めねー」だろうけど・・・・(遠い目)

※「マウントを取る」という行為の裏に隠れるもう一つの心理として、「シャドウ」というものがあります。これは「自分が禁止していたり、後悔している事柄やそれをやっている人、できる人を見て、攻撃する」という心理です。ただ、Mさんの場合は、ちょっと違うかもと思ったし、長くなるので、また今度ねー

 

さて、ここからが実は、本題なのですが。

こうした、「コンプレックスからマウントを取る野郎」を変えることは残念ながらできません。他人の心は、その人のものだからです。
また、人や時や場所、状況を変えて「パターン」として現れてきているので「焼け石に水」です。

(Mさんをカウンセリングするなら、この辺りを、深掘りしてお話を伺いたいところです。特にご家族(主に父親、祖父、兄弟)や学校の先生との関係や、「勉強」や「学歴」に対してのどう感じるかなんかを色々伺いたいと思うのですが、ここでは割愛します。)

 

「じゃあ、どうしたらいいのよ!」

ということなんですが、

 

「高学歴という素晴らしい才能の恩恵をもっともっと受け取りましょう!」

 

ということです。

こういう「学歴コンプレックス」持ちの野郎共に、ごちゃごちゃ言われたのだから、仕方ないかもしれませんが、Mさん、どこかで

: 学歴に対して、話しづらい
: 高学歴な自分を申し訳なく思ってしまう(罪悪感が出てしまう)
: 「頭いいねー」「良いとこ出てるね」とか言われると、「そんなことないです」とか
  「いいえ。すみません」とつい言ってしまう

という気持ち、ありませんか?

でも、それって、もったいなくないですか?

だって、誰にでも備わっているものじゃないでしょう?

ですから、「ちゃんと自分のその価値、才能を認めて、受け取ってあげましょう」ということが必要なのかなと思うんです。

:勉強を頑張ってよかったこと。うれしかったこと

:学歴が高くてよかったこと、うれしかったこと

:今まで、勉強でも仕事でも努力したこと、頑張ったこと

:私の良いところ、好きなところ、魅力的なところ、才能
 (これは、自分で書くのはもちろん、友人や家族に聞いてもいいです)

それらについて、100個ずつくらい紙に書くことをオススメします。(紙に書くと、視覚化できるので、客観的に受け取れます)

それらは、Mさんが頑張って勉強してきた「恩恵」でもあります。

つまり、「才能」「魅力」なんですな。

それら一つ一つについて

「ありがとう」「ありがたいなー」

感謝してみてください。それを持っている自分、それを得られた環境、そのために自分を支えてくれた周りの人々に対して。

できれば、「頑張った、自分への感謝状」を書いてみるのも効果的です。

それと、同時に、

自分軸

も意識してみましょう。

「人は人、自分は自分」

「他人と私の才能や魅力は関係ない」

「他人がどう思おうが、私の価値には関係ない」

この辺りは、普段から事あるごとに意識して欲しいなと思います。言葉に出して、ブツブツ、呪文のように唱えてもいいですしね。

 

また、主語を「私は〜」にして、言葉にしたり、考えて見たりすることも良いでしょう。他人と自分を明確に線引きする感じですね。

 

そうして、少しずつ「自分軸」が確立され、自分の才能や魅力を「恩恵」として、ちゃんと「受け取れる」ようになってくると、出会う人も変わってくるし、もし、また「学歴コンプレックスの男性」に心ないことを言われたとしても、

「ああ。このボクちゃん、わたしの才能に嫉妬してるんだねー。っしょーがねーかー、アタシ、良い女だしー。ヨシヨシ、怖くない、怖いことしないよー」

とか

「ああ、学歴に対して嫉妬してるのねー。それって、アタシに魅力あるってことよね。ありがとう、褒めてくれてー。ヨシヨシ、アメちゃんでもあげようねー」

と、5歳児のように男性を扱える(全ての男は5歳児である)ようになってきますなー。

というわけで、Mさんの「才気溢れる良い女度」が爆上がりすることを祈りつつ、今日はこの辺で。参考になりましたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました

Salut !!

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