幸福論

幸せの4割。

こんにちは

村松 いさおです。

 

今月に入り、急に涼しくなり、秋めいてきましたね。
皆さんは、どんな時に秋の気配を感じますか?

人によっては、空が高くなるとか、朝夕の気温の変化だとか、店先にならぶ野菜の変化なのかもしれません。
僕はといえば、断然「秋ビール」がコンビニに並び始めた時ですかね。(予想通り)

 

 

先日、とある映画を観ました。その映画のテーマは
 
「幸せ」
 
僕たちは常に幸せになることを意識しながら人生を生きています。

仕事、人間関係、パートナー、夢や目標といったものでなくても、例えば好きなテレビを見る、気になっていたパティスリーでケーキを食べる、推しのコンサートに行くといった行為も、「その瞬間の幸せを味わう」といったことには変わりまりません。

 

ところが、僕たちは、意外にも

「では、どうしたら、幸せになれるのか?」
「幸せって、なんだろう?」
 

ということについては、それほどよく知っているわけではありません。

今日は、そんなお話。

 

 

 

映画のタイトルは

「happy 幸せを探すあなたへ」

 

 

アカデミー賞ノミネートの映画監督が「本当の幸せとはなにか」に疑問を抱き、日本人のプロデューサーとともに、世界中でロケを敢行、心理学や脳科学を軸に「幸せ」を解き明かすという内容のドキュメンタリー映画です。

 

近年、脳科学や神経学、精神医学などが発達し、人が幸福を感じるメカニズムが科学的にわかるようになってきました。

また、1980年代から、心理学やそれら脳科学などに基づいて、あらたに「幸福学」という「人間にとって幸せとは何か」「どうすれば、より幸せになれのか」を研究対象にした学問分野が生まれ、またその派生で「ポジティブ心理学」という新しい心理学のジャンルも展開されてきました。

 

こうした、一連の流れと世界中の様々な研究者によりにより、徐々に
 

「幸せってなんだろう?」
「どうしたら幸せになれるのか?」
 

が、わかり始めています。

(日本では、「幸福学」の草分けであり大家として、慶應義塾大学の前野隆司教授が有名です)

 

 

さて、残念ながら、物質的な豊かさと心の豊かさはイコールではないようです。

 

2012年から国連が主体になって156カ国を対象に「世界幸福度調査」という各国に住む人々が「どのくらい幸せであるか」について調査したデータがあります。
2020年度は1位のフィンランドに続き、北欧諸国が上位を占めています。そこからヨーロッパやオセアニア諸国などが続き、大国アメリカ合衆国は18位。
一方、我が国日本は、先進国の中でも低いランクでなんと62位。

 

日本は戦後、世界に類をみない高度経済成長を遂げ、GDPは世界第3位と言われています。確かに、日本は世界有数の「豊かな国」となりました。ただ、それは物質的な豊かさのみで、「心の豊かさ」はどうでしょうか。
 
どうやらデータの上では、その中で「幸せ」を感じている方は少ないようです。
(とはいえ、先の「世界幸福度調査」の調査内容についても、いささか疑問を呈する声もあるようです。)

 

では、どのようにすれば、僕たちは「幸せ」になれるのでしょうか・・・?

 

先ほどの映画の冒頭でも示されていますが、ポジティブ心理学の研究や一卵性双生児を対象にした研究などから、なんと僕たちの「幸せ」のうち、

約50%は遺伝で決まる。

ということが、わかったそうです。

 

つまり、「生まれる前から幸せか、そうでないかは決まっている」という身も蓋もない結果となりました。

これは、遺伝子によって「幸せを感じる」ということのために必要な脳内物質の量やその感度が決定されるため。だそうです。

 

なるほど、確かに「幸せだなー」と感じるのは、その人個人それぞれの「感情・感覚」なので、それを司り、感じるための物質が遺伝子で決定されるのであれば、「幸せの50%は遺伝で決まっている」といっても良いのかもしれません。

 

例えば、「安心感や安定感」を司る「セロトニン」と言う物質は、5-HTTと呼ばれる「セロトニントランスポーター」という遺伝子が関係しているそうですが、その組み合わせによって、セロトニンの量が決まってくるそうです。(ざっくり言うとこんな感じです)

(ちなみに日本人はS型と呼ばれる、「セロトニン少ないよ遺伝子」が欧米人に比べて5割も多いので、全体的に欧米人にくらべて不安が強いと言われています)

 

そのほか、オキシトシンやドーパミンという脳内物質なども、「幸福感」や「快感」「ストレスの軽減」「愛情」「信頼感」などを司るそうで、この辺りも遺伝子と関係があるとすれば、確かに「幸せの半分は生まれる前から決まる」と言っても過言ではありません。

 

さて、残念ながら、私たちはほぼ生まれ持った遺伝子を変えることはできないので、「先天的に決まっている幸せの要素」は、どうやらしばらくは「どうしようもない」ようです。
科学が進んで、遺伝子を変えることができるようになれば、この限りではなくなるかもしれません。

 

では、残りの50%はどうでしょうか。

 

これも、驚くべき結果なのですが、

僕たちが、「幸せに直結する」と考えている、お金や資産、所有物、住環境、仕事、社会的地位や名誉、学歴や職歴、容姿や体型など、については、実は幸福に対する要素としては、「およそ10%」ほどしか占めていないという研究結果が出ています。

 

え・・・・少なくね・・・・?

これは、ちょっと意外ですよね・・・・・?

 

僕たちは上にあげた、これら「要素」を得ることで、あるいは「要素」のレベルを上げることで、「幸せになれる」と信じて、これまで大変な努力をして生きてきました。

ところが、それらによってもたらされる「幸せ」は全体の10%でしかないなんて・・・。

 

確かに「幸せはお金では買えない」とか「富も名声も得たけど、不幸な人生を歩む」とか「豪邸に住んでるけど孤独に苦しんでいる」などの話は、よくネットの掲示板やニュースなんかでも聞きますし、経済的なものや、物質的なもの「だけ」では「満ち足りた幸せな人生なのだろうか」と疑問に思うこともあり、なんとなく想像はできます。

 

それでも、10%なんて・・・・。もうちょっと、あっても良いと思いません?

 

しかし、注意が必要な点は、これらはあくまで「幸せ」を感じるための要素が全体として何割占めているかという指標であり、こうしたものがなくても良い、または、ない方が良いということを示唆しているわけではありません。

例えば、行動経済学の分野では、「年収は800万円を越えると、幸福度と比例しなくなる」という有名な研究結果があるのですが、裏を返せば、「年収800万円までは、比例する」ということになるわけで。

 

ただ、僕らがこれまで思ってきて、大切にし、そのために努力してきた

 

「幸せになるために必要なもの・こと」

 

というのは、予想を超えて「それほど、影響を与えない」ということです。

 

それに、上述した10%のものの内、多くは「すぐには変えることができない」ものでもあります。
容姿や仕事、学歴、社会的名誉や地位、資産や給与、職歴などは変化することが難しい、あるいは、変化をするのに長い時間がかかるものばかりです。

まぁ、体型は・・・・頑張れば、なんとかなるかもしれませんが・・・・。

 

では、残り40%はどうでしょう。

 

僕たちが「幸せ」を感じる要素の内、

50%は遺伝で変えることができません
10%は変えるのに長い時間がかかり、かつ、影響はそれほどもないようです。

(しかも、心理学カウンセラーがあまりお役に立てるとは思えません。笑)

 

この残りの40%、これこそが、

「僕たちが幸せを感じるために必要な要素」

として、注目すべき部分です。

 

この部分は、かなりの割合を占めますし、比較的短い時間でできることのようです。

 

例え、今あなたが、
お金もない、資産もない、社会的地位もない、高い学歴も職歴もない、容姿にも恵まれないとしても、この残りの40%を充実させれば、あなたが人生の中で「幸せ」を感じる確率はずっと高くなると期待できるでしょう。

 

では、この「残りの40%」を充実させるには、何が必要なのでしょう?そして、僕たちは何をすれば良いのでしょう?

 

そこで! 知りたがりのいさお君は考えました。

 

「では、この残りの40%について、調べてみればいいジャマイカ!!」(古っ!)

 

というわけで、このブログでは、この「残りの40%=4割」に焦点をあて、様々な先達の偉大な研究や足跡をもとに、「僕たちが幸せになるための要素」を探し、ちょくちょく記事として、発表できればいいなーと思っています。

 

うーん、新たな企画が立ち上がり、いいかげん色々企画あげすぎなんじゃないかの声も聞こえてきそうですが、まぁ、気長にやります。

 

今後とも、このブログから目が離せませんねっ!

 

え?結局は、オマエが幸せになりたいからだろう?
 
ですって・・・・・?

 

それなっ!!

 

それでは、今日はこの辺で

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

あなたの幸せのヒントになれば幸いです。

 

では、また。

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